用語集 さ~な行
- サイドオーニング
キャンピングカー、トレーラーのボディサイドに取り付けられた日除け、雨避けの装備。人気の装備で広げるのが簡単なタープです。「サイドオーニング」という名称は、製造している一メーカーの商品名であり、本来はサイドテントというが日本では一般にサイドオーニングで普及しています。
- サイドルームテント
- キャンピングカー、トレーラーなどのオーニングに取り付けてテントルームになります。メッシュ窓であれば夏場の快適さを追求することもできる。
- サニタンク
フックアップ設備のない場所でモーターホームを使う場合のグレー&ブラック専用処理タンク。ドレンコックをひねって直接このタンクに汚水を流し込み、処理できる場所まで自分で持ち運びすることができる。ただし日本ではまだそれほど普及していない。
- サブバッテリー
エンジン停止中の電源を確保するための第2バッテリー。停車中の電力源を確保するため、キャンピングカーでは何度でも充電が効くタイプのサブバッテリー(ディープサイクルバッテリー)を搭載してメインバッテリーの上がりを防いでいる。ただしサブバッテリーの耐用年数はメインバッテリーよりも低い場合が多い。
- ジェネレーター
発電機。ルーフエアコン、電子レンジなど大出力電化製品を搭載することの多いモーターホームにとって、AC電源の供給がないところでは必需品!多くのモーターホームには、搭載されている発電機によるAC100Vの供給と同時に、コンバーターによりDC12Vにも変換する機能があるので、ジェネレーターが万全であるかぎり、モーターホームの電力源が枯渇することはない。車の燃料タンクと共用の場合ガス欠防止の為タンクの残量がある一定以下になるとジェネレーターが使えなくなる。
- シュアホース(セワホース)
- キャンピングカーのタンクに溜まった生活雑排水を流すホース。車体の排水バルブに接続し、タンクに貯蔵された排水をキャンプ場の排水口に流すのが目的。通常格納しやすいように蛇腹の形をしている。セワホースと発音する場合もある。
- シンク
流し。ギャレー設備の中の洗い物をする桶。
- スリーウェイれいぞうこ(3ウェイ冷蔵庫)
キャンピングカーの冷蔵庫で一番普及しているのが、この3ウェイ方式。3ウェイとはDC12ボルト電源/AC100ボルト電源/LPGと、3パターンの動力源が使える。使い分けは、走行中がDC12V。キャンプ場に着いたらLPG。そのキャンプ場のAC電源が使えるならAC100Vというのが一般的。冷えるまでに時間がかかり、夏場は始動してからも4~5時間は冷えない状態が続くようになる。一般的に3ウェイの場合は、できれば出発の前夜からAC電源などを引き込んで 始動させ、空の状態で十分冷やしておくのがおすすめ。
- ダイネット
テーブルとソファを配した飲食スペース。キャンピングカーの中でもっともすごす時間が多い場所。就寝時にはベット展開できますが動かすには多少手間がかかります。
- たいようでんち(太陽電池)
- キャンピングカー電力源のひとつ。40W~50Wぐらいの出力がある。太陽の光をソーラーパネルで捕捉してメインバッテリー、サブバッテリーにチャージする。キャンプ中に使用するエネルギーすべてを補うまではいかないが、キャンピングカーを長期間使わなくても、太陽電池があれば、バッテリー関係はフル充電されているという、人気の装備。
- ダンプステーション
- モーターホームのブラック/グレイタンクに溜まった汚水を投棄するための施設。浄化槽や下水へつながる小さなマンホールのこと。欧米のキャンプ場ではかなり普及しているが日本では少ない。
- ツーウェイれいぞうこ(2ウェイ冷蔵庫)
- 外部AC100V電源とクルマのバッテリーから供給される12V電源の二つで作動させる冷蔵庫。
- デコデコ
DC-DCコンバーターの略。DC24Vを12Vに変換するシステム。大きなディーゼルエンジンを搭載したキャンピングカーでは、クルマ側の電源が24Vのものがあり、12V用の電気製品には対応できないため、この“デコデコ”があると便利。
- でんきブレーキ(電気ブレーキ)
- トラベルトレーラーに装着されるブレーキの一種で、主にアメリカ製のトレーラーで採用されるシステム。電磁ブレーキともいう。
- トラキャン
- トラックキャンパーの略。一般的にはピックアップキャビンのこと。
- トラックキャンパー
- ピックアップトラックなどにキャビンを積載するキャンパーの総称。キャンピングボックス、ピックアップキャンパー、ピックアップシェルなど様々な呼称があったが、現在は「ピックアップキャビン」の呼称で統一されている。
- トラベルトレーラー
- ユーザーがけん引して使用するトレーラーの総称。キャンピングトレーラーとも呼ばれ、定置利用を目的とするパークトレーラーと区別される。車両総重量750kgを超えるものはけん引免許が必要となるが、重量がそれ以下のほとんどのトラベルトレーラーは普通免許でけん引できる。自走式キャンピングカーと比べてまだ普及度は低いが、価格も安く、トレーラーを切り放せば自由にけん引車が使える。
- ドレーンコック
モーターホームなどの清水や生活雑排水を抜くときのコック。排水栓。
- トレーラーハウス
- 定置型トレーラーのこと。
- にほんしよう(日本仕様)
- 輸入キャンピング カーを日本国内の使用に適した形に変更させること。単純に入り口のドアを逆にするだけに留まらず、ギャレー等レイアウト、配管・配線など大きく変わる。雨の少ない外国よりも防水対策などきちんとされている場合もある。本国仕様と日本仕様で価格も違ってきます。やはり交通事情・使い勝手などは日本仕様に軍配があり人気もあります。