ウィンガムの歴史は、イタリアの家具業界において豊富な経験を持っていた創業者が1977年に大手キャンピングカーメーカーの家具を手掛けた事が始まりです。レジャー用のキャンピングカーに魅せられ、その数年後にバンをキャンピングカーに架装するビジネスを自社で始めました。
その後、斬新で独創的なアイデアを実現し、車両の安全性、操作性を高め、丈夫で冬でも快適な空間を保つ事ができるグラスファイバーを使用したモノコック構造のモデルを1982年に初めて採用しました。
最初に生産されたモデルはフィアットのデュカトをベースとするOASI(イタリア語:オアシス)シリーズであり、1983年にイタリアのトリノで開催された展示会で初めて一般に公開し、大きな反響を得ました。
その後、デザイナーのBruno Giardino氏との出会いにより、ウィンガムのモデルは大きな変革を遂げ、それ以来、スリムでスタイリッシュなデザインと快適性を兼ね備えたモデルとして多くの人々を魅了してきました。
丈夫かつ柔軟性を兼ね備えたこの車体の性質により、ドライバーと同乗者のみならず、歩行者の安全性に寄与するのと同時に、車内と車外との断熱性と防水性に優れ、冬場のキャンプでも快適な空間を提供できるようになり、現在理想的なキャンピングカーの技術として広くキャンピングカー業界で認知されています。ウィンガムはヨーロッパにおいて、その技術に裏打ちされた快適性と安全性とモダンなデザインを取り入れたモデルを提供するキャンピングカーメーカーとして高いブランドイメージを植えつけています。