街でテント泊!Newスタイルのアーバンキャンプの魅力や楽しみ方
公開日:2020年8月13日 2021年12月13日 更新- カテゴリー:
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「キャンプは自然の中で楽しむもの」という概念をくつがえし、近年少しずつ浸透してきているのが都会でテント泊を行う「アーバンキャンプ」です。見慣れた都会の景色の中でテントに泊まるアーバンキャンプには、自然のキャンプでは味わえない独特の魅力があります。今回は、アーバンキャンプの楽しみ方や必要なものについてご紹介します。
街中にテント?日常が非日常になるアーバンキャンプとは
自然に囲まれたキャンプ場で行う普通のキャンプと違い、住み慣れた日常の風景の中でキャンプ泊を楽しむのがアーバンキャンプです。2014年に東京の神田で行われたイベントがアーバンキャンプの始まりだと言われており、各地域で団体が主催しているイベントに参加することでアーバンキャンプを体験できます。
会場にパーティー会場を作って参加者同士交流したり、川をカヌーで下ったり、街の中をゆっくり散策したりと、アーバンキャンプでは自然のキャンプでも普段の生活でもできないさまざまな体験ができます。
気軽に参加できるのも、アーバンキャンプの魅力です。普通のキャンプだと自然の中で過ごすためにそれなりの準備が必要ですが、アーバンキャンプであれば自然ならではの危険はほとんどありません。また、都会は交通網がしっかりしているため、会場へのアクセスも容易です。自然の中でのキャンプは少しハードルが高いと感じている方も、アーバンキャンプに参加することでキャンプの魅力を気軽に体験できます。
アーバンキャンプの楽しみ方
テント泊をする点では普通のキャンプと同じですが、アーバンキャンプには他にはないさまざまな楽しみ方があります。
街ならではのイベントに参加する
参加者みんなで楽しむバーベキューやカヌーでの川下り、都会の光を背景にした焚き火など、アーバンキャンプでは多種多様なイベントが開催されます。自分が興味を持てるイベントを開催しているアーバンキャンプに参加することで、都会でのキャンプという非日常を存分に楽しむことができます。
日常の空間の中で非日常を感じる
いつもの日常から非日常の空間へ飛び込む普通のキャンプと違い、アーバンキャンプの会場はいつもの日常の中です。見慣れた都会の中で非日常的なテント泊をすることで、家族や友達と忘れられない思い出を作ったり、見慣れた街の新しい一面を発見したりとアーバンキャンプでしかできない体験を味わえます。
イベントによっては都会の中にある広い河川敷などが会場になることもあり、都会の近くにいながら自然や生き物と触れ合える機会にもなります。
思い思いの楽しみ方ができる
アーバンキャンプでは参加者を楽しませるさまざまなイベントが開催されますが、思い思いの楽しみ方ができるのも大きな魅力の1つです。
アーバンキャンプの会場は都会なので、テントを張ったらふらりと街へ遊びに行くこともできます。映画を見に行ったり、服を買いに行ったりといった日常も、テントを起点にすることでいつもと違った時間に感じられます。
銭湯へ行ったり、近くの公園で友達とおしゃべりをしたり、お酒を飲みながら見知らぬ参加者と交流したり、地元のお祭りに参加したりと、アーバンキャンプの楽しみ方は人それぞれです。
初心者でも大丈夫?アーバンキャンプの参加者
アーバンキャンプの初心者だとどんな参加者がいるのか不安に感じることもあるかもしれませんが、キャンプ初心者でも参加できるのがアーバンキャンプの魅力であり、気軽に交流を楽しめます。また、人と話すのが苦手という方でも無理に交流する必要はなく、家族や友達との時間を楽しむこともできます。
アーバンキャンプの参加者は幅広く、家族連れや友達連れ、おひとり様までさまざまです。もちろん初心者も多く、テントの張り方が分からなければ周りの人や主催者に気兼ねなく尋ねることができます。イベントによっては女性の参加者も多いので、女性だけでの参加もおすすめです。
アーバンキャンプに必要なものと、あるといいもの
アーバンキャンプは普通のキャンプに比べて気軽に参加できるため、必要な荷物も比較的少なめです。ここでは、アーバンキャンプに必要なものに加え、あったら便利なものについてご紹介します。
テント
テントの貸し出しを行っている一部のイベントを除き、テントは必要なアイテムの1つです。参加人数に合わせて、最適なサイズのテントを用意しましょう。夏のアーバンキャンプに参加する場合は、メッシュ生地があり風通しが確保できるテントがおすすめです。テント上部にベンチレーターがついているタイプは、熱や湿気がこもりにくくなります。
なお、暑さ対策に役立つアイテムとしてタープがありますが、タープは場所を取るためアーバンキャンプでは適さない場合があります。フライシート付きのテントであれば、熱がテント本体にこもりにくくなります。
コット
夏のアーバンキャンプで涼しく夜を過ごすためにおすすめなのが、コットと呼ばれる脚付きの簡易的なベッドです。コットの上で寝れば地面から背中が浮くので、風通しが良くなり、蒸し暑い夜でも眠りやすくなります。
着替え
アーバンキャンプでは、家族や友達と楽しめるさまざまなイベントが開催されます。体を動かすアクティビティも多いので、着替えは多めに持って行くのがおすすめです。水に濡れるアクティビティに参加したい場合は、水着など濡れてもよい服装も忘れずに用意しておきましょう。
暑さ対策グッズ
夏のアーバンキャンプでは、普通のキャンプと同様に暑さ対策グッズを活用するのがおすすめです。
気軽に涼を得られるのは、ポータブル扇風機です。電池やバッテリーで動くタイプであれば持ち運びに苦労しないので、熱帯夜でもある程度涼しく過ごせます。
冷感タオルや冷感キャップなど、接触冷感素材を使った冷感グッズもおすすめです。
飲み物を入れておくのに便利なクーラーボックスは、氷や保冷剤をそのまま入れておくことでテント内を冷やす即席クーラーになります。
キャンプ用の食器
バーベキューを始め、アーバンキャンプではさまざまな夕食の形があります。自身で食材を用意して楽しみたい場合は、キャンプ用のスタック(積み重ね)できるタイプの食器がおすすめです。スタックできる食器は持ち運び時に小さくなるのでかさばりにくく、自然の中でのキャンプへ繰り出すときにも役に立ちます。
自転車
アーバンキャンプへのアクセスは車や電車などですが、自転車で参加する方も多くいます。街の散策に繰り出したいと考えている場合は、自転車を持参してくるのがおすすめです。自転車があれば素早く街を巡れるので、街のいろいろな表情を楽しむことができます。
イベントを楽しむためのアイテム
親子で体験できるイベントやボートを使ったアクティビティ、アウトドアグッズの販売、防災にまつわるイベント、ドッグランなど、アーバンキャンプではさまざまなイベントが開催されます。イベントの内容をチェックして、参加したいイベントを楽しむためのアイテムを揃えるのがおすすめです。
アーバンキャンプで忘れられない思い出を作ろう
都会の中でテント泊をするアーバンキャンプには、自然の中で過ごすキャンプとは違った魅力があります。また、これからキャンプを楽しんでみたいという方が気軽にテント泊を経験する上でもアーバンキャンプはおすすめです。参加者同士で焚き火を囲んで交流したり、家族や友達と普段過ごせない時間を過ごしたりと思い思いの楽しみ方ができるので、ぜひ一度挑戦してみてください。
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