快適に過ごそう!夏キャンプの服装のポイントやおすすめアイテム
公開日:2020年6月12日 2021年12月13日 更新- カテゴリー:
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夏はキャンプが楽しいシーズンですが、キャンプを楽しむためには暑さ対策を始めさまざまな対策が必要です。服装を工夫することで、夏のキャンプを快適で楽しいものにすることができます。今回は、ポイントごとのおすすめの服装やその他の注意点についてご紹介します。
夏のキャンプで過ごす服装のポイントとおすすめアイテム
夏のキャンプを快適に楽しむには、以下のポイントを参考に服装を選んでみてください。
虫対策
虫対策と言えば虫除けスプレーが基本ですが、服装でも対策ができます。虫刺されが気になるようなら、虫が嫌う特殊な匂いを放つ服を選ぶのがおすすめです。Tシャツやパーカーの他、バンダナタイプも販売されているので、好きなタイプを選べます。
また、虫刺されを防止するには長袖長ズボンが有効です。昼間は暑いため半袖半ズボンでも問題ありませんが、夜間から早朝にかけての涼しい時間帯は虫も活発になるので、長袖長ズボンを用意しておきましょう。
おすすめアイテム3選
虫対策におすすめのアイテムの1つは、「スノーピーク インセクトシールドパーカー」です。アメリカのインセクトシールド社が開発した繊維を使用しており、虫を寄せつけにくくなっています。また、70回の洗濯まで防虫効果が期待できるとされています。メッシュパーカーなので、暑くなりすぎず夏でも着ることができます。
「虫よけバンダナ」もおすすめのアイテムの1つです。バンダナタイプなので、首に巻いたり頭に巻いたりと、暑さをあまり気にせずに着けることができます。子どもはもちろん、ペットに着けることも可能です。
「イエティ アノラックライトフーディー」は、防水対策に優れたアノラックパーカーです。虫除け効果があるわけではないですが、長袖なので虫刺されを防止でき、生地がとても薄いので夏でも着られます。耐水性が高いため突然の雨に強く、透湿性が高い点も特徴です。
日焼け・熱中症対策
夏は日差しが強く、気温が高いため、日焼けや熱中症の対策は必須です。
日焼け対策を行うには長袖長ズボンが有効ですが、暑いと熱中症のリスクが高まるため、気温も見つつ服装は選びましょう。メッシュ生地のパーカーなどは、比較的涼しく腕をカバーできます。また、黒系の色の服は熱を吸収して体温の上昇につながるため、明るい色でまとめるのがおすすめです。
ツバの広い帽子は、顔や胸元の日焼け防止に有効です。帽子は熱中症対策でも有効なので、夏のキャンプでは必ず持って行くようにしましょう。
熱中症対策としては、帽子以外だと接触冷感素材の服を選ぶのがおすすめです。Tシャツを始め、タオルやバンダナなどさまざまなタイプが販売されており、着けることで体温の上昇を抑えて快適に過ごせます。
おすすめアイテム3選
夏のキャンプでも、そこまで暑くない状況であれば「フーディニ ロングスリーブシャツ」がおすすめです。長袖で日焼けを防止できる他、パッカブル仕様のため、暑くて着ないときにはコンパクトに収納しておけます。
夏のキャンプに必須となる帽子は、基本的には好きなものを選べば大丈夫ですが、せっかくキャンプに行くならジェットキャップがおすすめ。別名「キャンプキャップ」とも呼ばれており、アウトドアおしゃれの定番アイテムとなっています。「ザ ノース フェイス ジェットキャップ」はディテールを極力なくしたシンプルなデザインのジェットキャップで、コーデに合わせやすい魅力があります。
「冷感リフレクティブ フランク半袖Tシャツ」は、紫外線カット機能、吸汗速乾機能も持つ接触冷感素材のTシャツです。長袖のタイプを選ぶこともできます。
服装に関するその他の注意点
夏のキャンプでは暑さをどうにかすることが基本となりますが、時期や気候、キャンプ場によっては昼夜の寒暖差が大きくなることもあります。夜に気温が下がることが予想される場合には、体が冷えないような服装も持っておくのがおすすめです。防寒対策としては、タオルケットを持って行く他、夏用のシュラフを使うこともできます。
雨に降られた場合に不快になりにくい服装を意識することも大切です。吸汗速乾タイプの服装であれば、雨が降っても肌に貼りつきにくく、すぐに乾かすことができます。また、荷物が多くなりすぎないよう注意も必要ですが、着替えを多めに持っておくこともおすすめです。
アウトドア用に買った服が特にないのであれば、汚れることを想定してお気に入りのおしゃれ着は着ないようにするのもおすすめです。特に焚き火をする予定であれば、火の粉で服に穴が開く可能性を考慮しておきましょう。
夏のキャンプで気をつけるべき4つのポイント
服装の他にも、以下のポイントを意識することで夏のキャンプをさらに快適にできます。
標高が高い場所など、涼しいキャンプ場を選ぶ
夏の暑いキャンプに慣れないうちは、できるだけ標高の高いキャンプ場を選ぶのがおすすめです。平地のキャンプ場を選ぶと、暑さ対策を行っているつもりでも、熱中症になってしまうリスクはある程度高くなります。標高が高ければその分気温も下がるので、熱中症のリスクを下げつつ、快適なキャンプを楽しむことが可能です。
タープで熱中症対策
熱中症を予防し、できるだけ涼しく過ごすためには、タープを活用するのがおすすめです。タープは支柱やロープを使って大きな布を天幕のように張るキャンプアイテムで、日陰を作ることができます。日中の休憩スペースとして使う他、荷物を置いておくスペースとしても便利です。
こまめな水分補給
熱中症対策の基本として、こまめな水分補給も大切です。飲み水は十分に持って行き、足りなくなったときの補充方法についても考えておきましょう。
飲み物を飲んで空になったクーラーボックスは、保冷剤や氷をそのまま入れておき、口を開けてテント内に入れておくことで熱帯夜対策にもなります。涼しく快適に眠りたい場合は、ぜひ試してみてください。
虫除けスプレー
服装で虫対策を行うことに併せ、虫除けスプレーを使うことでさらなる虫対策となります。人体に害の少ないディートフリータイプの虫除けスプレーであれば、子どもでも安心して使用できます。キャンプ用の蚊取り線香など他にも虫対策グッズはいろいろあるので、ぜひ活用してください。
夜になれば、ランタンに虫が集まりやすいという問題もあります。どうしても気になるようなら、虫が集まりにくいよう工夫されたランタンを使うことで対策できます。
扇風機を持って行く
夏のキャンプの暑さ対策として効果が高いのが、扇風機です。電源を使用できるキャンプサイトであれば、家の扇風機をそのまま持って行って使えます。
アウトドアなどで使用するための小型の扇風機であれば、バッテリーや乾電池で駆動するためキャンプにはおすすめです。小型でも風力の強いタイプもあり、眠りを妨げにくい静音タイプもあります。
テント選びも重要
夏のキャンプを楽しむには、夏に適したテントを選ぶことも大切です。メッシュ生地を採用したテントを選べば、風が通るようになるため夜の暑苦しさを抑えられます。
キャンプ当日、雨が降らなさそうであれば、フライシートを張らずにインナーテントのみを設営するのもおすすめです。フライシートは雨を防ぐ代わりに熱をこもりやすくするため、張らないことでテント内の気温を下げることができます。
夏のキャンプを涼しく快適に楽しもう
キャンプと言えば夏を連想する方も多いかもしれませんが、快適に過ごすにはいくつかの工夫をしなければならないのが夏のキャンプです。服装に気をつけ、その他の暑さ対策や虫対策を用意しておくことで、楽しい思い出をたくさん残せるようになります。
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