種類別に魅力を解説！夏休みを楽しむためのキャンピングカーの選び方
公開日:2019年6月12日 2021年12月9日 更新- カテゴリー：
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子どもの夏休みにはキャンプや川辺でのバーベキューなど、家族みんなでアウトドアを楽しむという方も多いのではないでしょうか。そこでおすすめなのが、テントがなくてもキャンプやバーベキューが楽しめるキャンピングカーです。キャンピングカーにもさまざまな種類があるので、家族の人数や使う目的によって適した種類が変わります。今回は、夏休みにキャンピングカーでお出かけしたい家族に向け、キャンピングカーの種類やおすすめポイント、選ぶ際の注意点についてご紹介します。
軽キャンパー
近年人気を増してきているのが、軽自動車をベースにしたキャンピングカーである軽キャンパーです。軽キャンパーはサイズが小さいので価格を抑えつつキャンピングカーデビューができ、普段使いにもしやすいという特徴があります。サイズが小さいため他のキャンピングカーと比べると居住スペースが狭くなっていますが、狭い空間を有効活用するために工夫を凝らしているモデルが多く、子どもにはかえって魅力的に映るかもしれません。
どんな家族におすすめ？
軽キャンパーは軽自動車をベースにしているので乗車定員は4人まで、就寝可能な人数は2～3人のモデルが多くを占めています。そのため、親子2人か3人で使いたいという方におすすめです。軽キャンパーには小回りが利きやすいというメリットがあり、ドライブをしながら気になったところに寄りたいというスタイルに適しています。
また、軽キャンパーの多くは天井を上に跳ね上げることで就寝スペースを確保するポップアップルーフを備えています。子どもの興味をひくギミックなので、楽しい思い出作りに一役買うでしょう。
軽キャンパーの注意点
注意点としては、どうしても軽キャンパーは狭く、起きている間は良くても寝るときに窮屈さを感じる可能性があります。そのため、狭くても気にならないという方にはおすすめできるキャンピングカーです。他には、走行性能が低いため、長距離の移動には向かないという特徴もあります。
バンコン
商用車であるバンを改造し、キャンピングカーに仕立て上げたものがバンコンです。バンをコンバージョン（改造）したものなので、略してバンコンと呼ばれます。バンコンは一般的な乗用車より大きいため車内に十分なスペースがあり、家族3～4人が乗っても狭く感じない居住スペースが確保されています。設備も軽キャンパーより充実しており、キッチンを装備しているモデルや5人まで就寝できるモデルもあります。それでいて公道を走りやすく、駐車場所に困ることはほとんどありません。商用車をベースにしていることから走行性能が高く、安定して走れるというメリットもあります。
どんな家族におすすめ？
バンコンは、3～4人の家族でキャンプを楽しみたい、あまり大きいキャンピングカーは嫌だが狭い思いはしたくない、という場合におすすめです。テントを持っていけばもっと大人数でもキャンプを楽しむことができ、タープやバーベキューセットを持っていけば雨の日でもキャンピングカーのすぐ外でバーベキューを楽しめます。軽キャンパーほど小回りは利きませんが、普段使いにできる点もメリットです。
バンコンの注意点
注意点としては、どうしても車内スペースは限られており、5人家族以上になると快適に使うのが難しい点が挙げられます。中には5人以上で利用できるタイプもありますが、ベッドのスペースはどうしても狭くなるでしょう。また、収納スペースも限られているので、場合によっては荷物も調整する必要があります。
フジカーズジャパンオリジナルのキャンピングカー「FOCS Liberta」
フジカーズジャパンでは、オリジナルのキャンピングカーシリーズとしてFOCSを展開しています。FOCSは最新の技術と匠のデザインで快適に過ごせることを目指したキャンピングカーシリーズで、北海道で過ごすことを前提にした断熱性能や、細部まで工夫が行き届いたインテリアなどが魅力です。
最新モデルのFOCS Libertaは、トヨタ・ハイエースのスーパーロング・キャンパー専用車をベースにしたゆったり大きなモデル。乗車定員7名、就寝定員5名とバンコンタイプの中では大きく、さまざまなレイアウトで快適に過ごすことができます。
キャブコン
キャンピングカーらしい見た目をしているのが、車体後部を改造して居住スペースを増やしているキャブコンです。キャブ（運転席）を残して荷台をコンバージョンしているため、キャブコンと呼ばれています。車の内部だけでなく外側を改造したり、運転席の上部にバンクヘッドと呼ばれる就寝スペースを取りつけたりしているため、バンコンよりも居住スペースが広いという特徴があります。キッチンや冷蔵庫、車内トイレなど、設備を充実させやすいのも特徴です。
どんな家族におすすめ？
キャブコンは3～5人の家族でキャンプを楽しみたい、車内で調理をしたい、居住スペースの過ごしやすさも追求したいといった場合におすすめです。広いスペースをゆったり活用しているため、まるで家にいるかのような快適さがあり、大型のベッドを搭載しているモデルを選ぶこともできます。立って歩いたときに頭が天井にぶつからないのも、快適さにおいては大きなポイントです。荷物を多く積めることから、長期間の旅行を計画したい場合にも適しています。
また、キャブコンクラス以上になると、ベッドは常設タイプを採用しているモデルも増えてきます。5人家族で旅行するとなると就寝準備にも多少の時間がかかりますが、十分なスペースがあり、常設ベッドがあれば手間を省くことができます。
キャブコンの注意点
注意点としては、設備が充実すればするほど価格も高くなりがち、車体が大きいため運転や駐車に注意が必要などの点が挙げられます。キャブコンは専用のシェルを架装することから重量が特に重くなっており、ブレーキの制動距離が長くなりがちだったりカーブで遠心力を感じやすかったりします。そのため、キャブコンではスピードを出さず、ゆっくりと移動するのが鉄則となります。
バスコン
マイクロバスの内部を改造してキャンピングカー仕様にしたものが、バスコンです。キャンピングカーの中でも特に大型で、就寝可能な人数が多い、内装が豪華などの特徴があります。バスコンの多くのモデルは「小さいワンルームよりは広いのではないか」と思わせるサイズ感があり、キャンピング機能付きの車というよりは動く家という印象があります。なお、大人数を運ぶためのマイクロバスは中型免許以上が必要ですが、バスコンは乗車定員が10人以下に抑えられているため普通免許での運転が可能です。
どんな家族におすすめ？
バスコンは、小さい子どもたちも含めて大人数でキャンプを楽しみたい、とにかく豪華なキャンピングがしたいといった家族におすすめです。ベースとなるマイクロバスはパワーのあるエンジンを積んでいるため、走行性能が高く移動中も快適というメリットもあります。小さい子どもやペットを連れて旅行やキャンプに行きたい場合は、バスコンの走行性能の高さは大きな負担軽減になるでしょう。
バスコンの注意点
注意点としては、出先での駐車場や普段の保管場所が難しいという点が挙げられます。もちろん価格も高く、最初に購入するにはハードルが高いキャンピングカーだと言えます。
また、人によっては注目を集めやすいという点にも注意が必要です。バスコンはマイクロバスに近い見た目をしているため、観光地や道の駅などに行くと悪目立ちすることがあります。
キャンピングトレーラー
トレーラーをキャンピングカー仕様に改造し、ヘッド車で牽引するようにしたものがキャンピングトレーラーです。特に大型のキャンピングカーであるという印象があるかもしれませんが、牽引免許なしで運転できるような小型のキャンピングトレーラーもあります。最大の特徴はヘッド車と切り離せるという点です。例えば、トレーラー部分はキャンプ場に置いておいてヘッド車だけで周辺の観光に出かける、といった使い方が可能です。
トレーラーを自宅や近くの駐車場に置いておける場合は、普段は離れとして使うこともできます。
どんな家族におすすめ？
キャンピングトレーラーは、トレーラー部分だけなら同サイズのキャンピングカーより安価なため、すでに牽引する自動車を持っているという場合におすすめです。ベッドやキッチン、冷蔵庫、冷暖房などが充実しているモデルが多く、贅沢なキャンプを楽しみたい場合にも適しています。
また、牽引免許を取得して大型のキャンピングトレーラーに乗ることができれば、5人家族でも狭さを感じることなく快適に過ごせます。家でいるかのように快適に過ごせることはアウトドアにおいて大きなアドバンテージで、疲れをしっかり取りつつ遊ぶことができます。
キャンピングトレーラーの注意点
注意点としては、最初は運転や駐車が難しいという点が挙げられます。駐車場所によっては、バックで駐車してトレーラーを切り離し、ヘッド車を横に駐車するといったコツが必要な場合もあります。また、移動中はトレーラー部分に乗ることができないため、全員がヘッド車に乗る必要があります。
キャンピングカーは購入かレンタルが可能
ここまで、キャンピングカーの種類についてご紹介してきました。キャンピングカーに乗って夏休みを楽しみたいと思ったとき、購入するか、レンタルする方法もあります。
キャンピングカーは大きな買い物となるため、購入するとなると慎重になるかもしれません。そんなときは、キャンピングカーの販売店のスタッフに相談してみると、自分にはどのキャンピングカーが合うかを吟味する助けになります。キャンピングカーは子どもが大きくなっても長く楽しめるため、アウトドアを思いっきり楽しみたいなら購入がおすすめです。以下はフジカーズジャパンで扱っているキャンピングカーの一覧ですので、ぜひご覧ください。
また、どうしても購入はハードルが高いと感じる場合は、レンタルから初めてみる手もあります。レンタルはキャンピングカーのお試しになるだけでなく、ホテル代が浮くため、出かける人数が多ければ1人当たりの旅費を大きく節約できます。フジカーズジャパンではキャンピングカーのレンタルも取り扱っているので、以下のページもご覧ください。
キャンピングカーで忘れられない夏休みを過ごそう
キャンピングカーにはいくつかの種類があり、人によって適した種類は違います。せっかく買ってもだんだん使わなくなるケースもあるため、販売店のスタッフや家族と相談しながらよく吟味し、ぜひぴったりのキャンピングカーを選んでください。家族の人数やキャンプのスタイルに合ったキャンピングカーを選べば、夏休みの思い出はきっと忘れられないものになるはずです。
著者情報: 株式会社フジカーズジャパン
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