釣りがもっと快適に!キャンピングカーで出かけるべき6つの理由
公開日:2019年8月9日 2021年12月13日 更新- カテゴリー:
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キャンピングカーはさまざまなアウトドアの趣味と相性の良い乗り物ですが、特に相性が良いと言われている趣味のひとつが釣りです。キャンピングカーは釣りの大変な部分を一気に解決し、趣味をさらに面白いものにしてくれます。今回はキャンピングカーで釣りに行くメリットやその際の注意点、キャンピングカーの種類ごとの楽しみ方についてご紹介します。
キャンピングカーで釣りに行く6つのメリット
楽しい釣りも、魚がよく釣れる朝マズメの時間に間に合わせるためには早起きしなければならない、ときには根気強く暑さや寒さに耐えなければならないなど、大変なこともあります。これらの大変なことを解決し、釣りの楽しさを底上げしてくれるのがキャンピングカーです。ここでは、そんなキャンピングカーのメリットを6つご紹介します。
車中泊ができて体力的なアドバンテージができる
キャンピングカーには就寝のための設備が整っているため、車中泊して前乗りできるというメリットがあります。無理をせずとも朝マズメに間に合うだけでなく、ベッドでしっかり睡眠も取れるので体力的にも大きなアドバンテージとなります。
1泊して釣りを楽しむことが多い場合は、宿の問題を解決してくれるというメリットもあります。行きたい釣り場の近くでホテルを探すとなかなか見つからないこともありますが、キャンピングカーであれば宿の心配がいりません。予定を変更してもう1泊釣りを楽しんでいく、という場合にも柔軟に対応でき、心ゆくまで釣りを楽しむことができます。
すぐに休憩できる
釣りは、夏場の炎天下では日差しがきつく、冬場の水辺では寒さとの戦いになります。そうでなくとも集中力と体力が必要になってくる釣りですが、キャンピングカーを使えばすぐに休憩を取ることが可能です。
暑さが厳しいときにはクーラーの効いた車内で汗のかいたシャツを着替え、寒さが厳しいときにはFFヒーターで体を暖められます。なかなか釣れないときにも一度車内に戻って休憩して体力を回復させることができ、その後またモチベーション高く釣りに臨めます。適度に休憩を取れば、良い釣果も期待できます。
家族やカップルで釣りに出かける際、誰かが釣りに飽きたとき、すぐさまキャンピングカーへ戻って休憩ができる点も大きなメリットです。リビングスペースのあるキャンピングカーでは各自が思い思いに過ごせるので、全員が自分のペースで釣りや自分の趣味、昼寝などを楽しめます。
帰り道の眠気対策ができる
長時間釣りを楽しんだ後は体力を消耗しているので、帰りの運転で眠気が強くなるという問題があります。眠気から居眠り運転などをしてしまうと、大変な事故につながってしまいます。
キャンピングカーであれば帰る前に仮眠を取ることができるので、頭をスッキリさせた状態で帰路につくことが可能です。
目的地への移動中も楽しい
普通の車ではただの移動時間だとしても、キャンピングカーだと移動時間すら楽しいものに変えることができます。高速道路のPAやSA、道の駅などで手軽に休憩が取れることはもちろん、キャンピングカーを使えば遠出も簡単になります。今までは行かなかった場所へ立ち寄ってみたり、フェリーに載せて離島まで足を運んだりと、楽しみ方はさまざまです。釣りをするだけではなく、「釣りに行く」こと全体を楽しくしてくれるのがキャンピングカーだと言えます。
その場で釣った魚の調理ができる
釣りの醍醐味のひとつは、自分で釣った魚をその場で調理して食べることです。キャンピングカーにはキッチンを備えているモデルもあるため、そういったキャンピングカーであれば調理の快適さがぐんと増します。
釣り道具や釣果の収納がしやすい
キャンピングカーの多くは収納に優れているので、多くなりがちな釣り道具をしっかり収納して運ぶことができます。特に釣り向けに開発されたキャンピングカーは、釣り竿専用の収納スペースを有するなどのカスタマイズが満載です。キャンピングカー外部に収納スペースがあるモデルであれば、釣果をそのまま積んでも臭いの心配はありません。冷蔵庫を装備しているモデルであればさばいた魚を保存しておけるので、長期間の旅行も実現します。
キャンピングカーで釣りに行く際の2つの注意点
キャンピングカーで釣りに出かけると、上記のようにメリットが多くあります。一方で注意点もあるので、よく把握しておきましょう。
車を停める場所に注意
キャンピングカーを使えば車中泊や休憩がとても便利ですが、どこにでも停めていいわけではありません。特に泊まる場合には、道の駅でも車中泊が禁止されている場所もあるので、きちんと確認することが大切です。釣り場の近くまで寄せる場合も、周りの迷惑にならないよう十分な注意が必要です。
キャンピングカーそのものが楽しくなるかもしれない
キャンピングカーは快適に過ごせるようにできているので、キャンピングカーを使って釣りへ行くと、キャンピングカーそのもののほうが楽しくなってしまうこともあります。例えば、ちょっとした休憩のつもりが寝すぎてしまう、というようなことがあります。また、遠出ができてしまうので、移動時間のほうが長くなってしまうこともあるかもしれません。釣りという本来の目的からズレたとしても、それも良いかと楽しむ姿勢で出かけるとキャンピングカーライフが楽しいものになるはずです。
種類別!キャンピングカーを使った釣りの楽しみ方
キャンピングカーにはいくつかの種類があり、また、釣りにも多くの種類があります。ここではキャンピングカーの種類別に、どんな釣りを楽しむことができるかをご紹介します。
軽キャンパーの場合
軽自動車をベースに車内を架装し、キャンピングカーに仕立てたものを軽キャンパーと呼びます。コンパクトな軽キャンパーは、渓流釣りなど、道が狭いところへ繰り出す際に向いています。また、就寝スペースはあるものの軽キャンパーだとどうしても狭くなりがちなので、ソロで釣りに繰り出すことが多い方に向いています。2人以上で眠れるモデルもありますが、釣り道具を積んで走ることを考えれば1人で使うのがおすすめです。
バンコンの場合
商用のバンなど比較的大型の車を架装したキャンピングカーを、バンコンと呼びます。バンコンは広い車内スペースと機動力を兼ね備えたキャンピングカーで、釣りが目的であれば「万能タイプ」だと言えます。渓流釣りへ繰り出すのはもちろん、ボートを積んで沖釣りを楽しむことも可能です。3~4人の釣り仲間でワイワイ楽しみたい場合、家族みんなでアウトドアに繰り出して自分は釣りを楽しみたい場合などにもバンコンが向いています。
キャブコンの場合
トラックなどの荷台にキャンピングカー用の車体を架装し、広々としたスペースを確保したものをキャブコンと呼びます。キャブコンは家をそのまま走らせているかのようなキャンピングカーであり、狭い道を走ることには向いていませんが、漁港などに横付けできる場合は釣りの強力な拠点となります。何日もかけてあちこちの釣り場を巡りたい場合や、大人数で釣りを楽しみたい場合などにもキャブコンがおすすめです。
釣りが趣味ならキャンピングカーの購入は一考の価値あり
キャンピングカーで釣りに出かけると、早起きや集中力、帰りの眠気などの釣りの大変な部分を打ち消しつつ、収納や調理などの面で釣りをもっと楽しめるようになります。またキャンピングカーの種類も豊富なので、1人で釣りに行くことが多い場合は軽キャンパー、家族や釣り仲間など多人数で出かけることが多い場合はキャブコンと、釣りのスタイルに合わせてモデルを選ぶことも可能です。釣りが趣味という方は、ぜひキャンピングカーに乗って釣りに出かける生活を検討してみてください。
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