日産NV350キャラバン・キャンピングカーの買取相場と高価買取される車種・ポイントを徹底解説
公開日:2024年11月29日- カテゴリー：
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ライフスタイルや生活環境の変化によって、キャンピングカーを使用しなくなった、所有や維持が難しくなる場合もあります。そんなときに気になるのが、キャンピングカーの買取需要についてではないでしょうか。
キャンピングカーは中古でも需要が多くあり、中でも日産NVキャラバンをはじめとするバンを改造した「バンコン」はほかのキャンピングカーに比べると人気があります。車種や状態によっては高値で買取してもらえる可能性もあるでしょう。
今回の記事では、日産NV350キャラバンをベースとしたキャンピングカーの買取相場や、高値買取してもらえるポイントを紹介します。
バンコンは中古でも人気がある
キャンピングカーには、バスをベースとした「バスコン」トラックをベースにした「キャブコン」、バンをベースにした「バンコン」、軽自動車をベースとした「軽キャン」牽引式の「キャンピングトレーラー」の5種類が主流です。
この中でも、「普段使いの車としても使える」「細い道でも走りやすい」といった理由から、バンコンは新車はもちろんのこと中古でも人気があるキャンピングカーです。バンコンのベースはハイエースをはじめ複数の種類がありますが、その中でもキャラバンも高い人気があります。
日産NV350キャラバン・キャンピングカーの買取価格相場と高値買取のポイント
ここでは、日産NV350キャラバンベースの買取価格相場と高値買取のポイントを紹介します。キャラバンベースのバンコンの売却を検討している方は、参考にしてください。
日産NV350キャラバン・キャンピングカーの買取相場
日産NV350キャラバンをベースとしたキャンピングカーの買取相場は、車の状態や質、車種によって様々です。
キャラバンをベースとしたキャンピングカーは様々な業者が製造しており、設備にも差があります。一般的に設備が充実して高価なほど買取価格が高価になる傾向があります。
ただし、単に高価な装備があり、新車価格が高ければ無条件で高価買取されるとは限りません。
日産NV350キャラバン・キャンピングカーの買取事例と参考価格
日産NV350キャラバン・キャンピングカーの買取事例と参考価格は、以下の通りです。
| ビルダー | 車名 | 年式 | 高額査定のポイント | 買取相場 |
| アネックス | コンポーザー | 2017 | ポップアップルーフ付き | 300万円～ |
| OMC | 銀河 | 2014 | 家庭用エアコン付 | 300万円～ |
| バンテック | アストラーレ | 2022 | 870万円～ | |
| ビークル | ブロス | 2013 | FFヒーター＆ソーラーパネル付き | 200万円～ |
バンテックは新車価格が1200万円台～と高価なので、買取価格も高価です。また、コンポーザーはポップアップルーフ付きだと査定額が大幅に上がります。
また、OMCの銀河のように人気モデルは需要も高く、高額査定になる可能性があります。
日産NV350キャラバン・キャンピングカーの査定ポイント
日産NV350キャンピングカーを含むキャンピングカーの査定ポイントは、以下のとおりです。
- 年式
- 走行距離
- 車内装備の内容・ランク
- エンジン形式
- 駆動形式
- オーナーの数
年式や走行年式、オーナーの数をチェックされるのは、一般的な自動車と一緒です。年式が新しく、走行距離が短いキャンピングカーのほうが高値が付きやすい傾向があります。また、車体そのものの状態もチェックされます。海の近くや寒冷地の場合、車体がさびやすい傾向があるので、年式のわりに査定額が低い場合があるでしょう。
キャンピングカー特有の査定場所は、居住部分の設備です。キャンピングカーにはベッドやキッチンなど生活できる設備が整っています。設備の内容やグレードはキャンピングカーによって異なり、グレードの高い設備が備えられているキャンピングカーほど高値が付きやすいでしょう。また、ソーラーパネル・FFヒーター・サブバッテリー・電子レンジなどのオプションが設置されていても、査定が高くなる傾向があります。
ただし、設備は状態が重要です。元値が高価な設備であっても手入れが不十分だったり経年による劣化が激しかったりすれば、査定額は下がります。特に、バッテリーの類は経年や使用状況によって劣化状態が異なるので、注意が必要です。
このほか、キャンピングカーは装備の分車体が重くなるため、ガソリンエンジンよりパワーがあるディーゼルエンジンのほうが高額になるケースもあります。また、駆動形式は4WDが人気で、高値が付きやすいでしょう。
日産NV350キャラバン・キャンピングカーを高く買取買取してもらうには？
日産NV350キャラバン・キャンピングカーを高く買取してもらうには、いくつかのポイントがあります。ここでは、高価買取をしてもらうために抑えるべきポイントを紹介します。
不用になったら早めに査定に出す
キャンピングカーは、駐車場に長期間停めておくだけで価値が下がっていきます。「しばらく運転していなかったら、キャンピングカーのエンジンがかからなくなった」といったトラブルは、決して珍しくありません。
また、内部の設備も使用回数は少なくても、経年で劣化していきます。
キャンピングカーが不要になったら早めに査定に出しましょう。また、将来買取に出すことを前提に新車を買う場合は、定期的なお手入れが重要です。
キャンプで利用したときはもちろんのこと、最低でも1ヵ月に1度程度は車を運転し、設備を掃除するなどしてお手入れしましょう。可能ならば、定期的にキャンピングカーを運転して設備を使ったうえで掃除するのが一番です。
買取実績が豊富な業者を選ぶ
キャンピングカーを買取してくれる業者は、以下の3つがあります。
- キャンピングカーを専門に売買している業者
- キャンピングカーの買取実績が豊富な中古車販売業者
- 一般的な中古車販売業者
キャンピングカーを売却するならば、専門業者や買取実績が豊富な業者を選びましょう。専門業者や買取実績が豊富な業者ならば、キャンピングカーに関する豊富な知識もあり、正確な査定額を出してくれます。
また、買取だけでなく販売も行っている業者は販売ルートが確立されているため、査定額も高めになりやすい傾向もあります。
このほか、中間マージンの低い業者を探すことも重要です。売却されたキャンピングカーは、業者が整備して再び中古車として市場に出されます。買取業者が別途修理業者にキャンピングカーの整備や修理を依頼している場合、中間マージンが高めになりがちです。
複数の業者を比較検討できるなら、自社でキャンピングカーの修理や整備から販売まで一貫して行っている業者や、口コミで「マージンが少ない」と記載されている業者を選ぶのがおすすめです。
なお、近年は自分でキャンピングカーの買取先を探す方も増えています。キャンピングカーに限らず自動車は個人間で売買は可能です。個人間での売買のほうが納得いく価格で売却しやすいといったメリットがある一方、売却後に車の状態などでトラブルになる可能性もある、といったデメリットもあります。個人で売買するならば、売買後にトラブルが生じないよう契約書等をしっかり準備しておくことが必要です。
査定を受ける前にキャンピングカーをきれいにしておく
査定を受ける前に、キャンピングカーをきれいにしておきましょう。取れる汚れはできるだけ落としておくと、査定額がアップする可能性があります。内装では、水回りが汚れていると査定に響く可能性があります。カビやぬめりなどが発生していないかもチェックしましょう。
また、「点検整備記録簿」もそろえておくと定期的にメンテナンスがされている証明にもなります。このほか、設備の取り扱い説明書や保証書も可能な限りそろえておくと、査定額が高くなる可能性があります。
まとめ：日産NV350キャラバン・キャンピングカーは状態が良ければ高値が付きやすい
日産NV350キャラバン・キャンピングカーは、キャンピングカーの中では人気のある車種なので、状態が良ければ査定で高値がつきやすい車種です。できるだけ高く売却したいならば、不要になったらできるだけ早く査定に出しましょう。また、使用頻度が少なくても定期的なメンテナンスは欠かせません。
さらに、査定を受ける業者もキャンピングカー専門店や買取実績が豊富な業者を選びましょう。そうすれば、正確な査定をしてもらえます。
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