フィアット・デュカトのキャンピングカーは高額で買取される?査定のポイントと買取相場のご紹介
公開日:2025年1月22日- カテゴリー:
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フィアット社のデュカトをベースとしたキャンピングカーは、国内のビルダー製品も発売され人気が高まっています。デュカトはハイエースよりさらに大型のバンのため、大人数で宿泊できる、居住性が高いといった特徴があります。
デュカトのキャンピングカーは人気ではあるものの、在庫がない場合はオーダーしてから納品までに1年以上かかることも多いです。そのため、すぐに納品され、新車よりも安価で購入できる中古車の需要も高まっています。
そこで今回は、デュカトをベースとしたキャンピングカーの買取相場や査定のポイントを紹介します。
デュカトキャンピングカーの売却を検討されている方は是非ご参考ください。
デュカトをベースとしたキャンピングカーの特徴とメリット
デュカトはイタリアのフィアット社が製造・販売している小型商用車(LCV)です。ヨーロッパではデュカトをベースとしたキャンピングカーが広く普及しており、日本でもヨーロッパ仕様のキャンピングカーとして人気があります。
2022年、フィアット社は日本でもデュカトの販売を開始しており、それに伴い、日本のビルダーでもデュカトをベースとしたキャンピングカーの販売を開始しました。
洗練された外観と広々とした内装
デュカトは、ヨーロッパ車らしい洗練された外観と広々とした内装が特徴です。日本の小型商用車といえばトヨタ社のハイエースが有名ですが、デュカトの車内はハイエースよりも広く、大柄な男性も立ったまま作業ができます。
キャンピングカーに改造する際も日本製のバンより活用できるスペースが広く、バンコンにありがちな居住スペースが狭い、中腰にならないとスムーズに移動できないといったデメリットはありません。
高い安全性とスムーズな走行性
デュカトは商用車なので、走行性能が高く重い荷物を積んでもスムーズに走ることができます。また、2023年以降の一部モデルには衝突被害軽減ブレーキ・レーンキーピングアシスト、リアパーキングカメラ・リアパーキングセンサーなどが標準で装備されているので、初めてキャンピングカーを運転する方でも安心です。
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デュカトをベースにしたキャンピングカーの買取実績や相場
現在、日本に出回っているデュカトをベースにしたキャンピングカーの多くがヨーロッパのビルダー製です。そのため、高値買取の実績がある車両の多くもヨーロッパのビルダーの製品となっています。
例えば、下記の表にあるローラーチームはイタリア、エースキャラバンズはスペインのビルダーです。
この表は、フジカーズジャパンで高価買取となったデュカトをベースとしたキャンピングカーの買取事例です。車両や年式、設備によっては1,000万円を超える値段で買取されるケースもあります。
ヨーロッパのビルダー製のキャンピングカーは内装がおしゃれ等の理由で根強い人気がありますが、その一方でメンテナンス費用がかかる場合もあるといったデメリットもあります。
国産のビルダーがデュカトをベースとしたキャンピングカーの販売に本格的に参入した現在、「ヨーロッパのビルダー製のキャンピングカーを売却して買い換えたい」と思っている方もいるでしょう。
原則として年式が新しく、オプション装備が多く居住性の高いキャンピングカーほど査定が高くつきやすい傾向があります。
ビルダー | 車名 | 年式 | 高額査定のポイント | 買取相場 |
ローラーチーム | リビングストーンKJ | 2022年 | クールスター・リチウム電池付き | 900万円~ |
エースキャラバンズ | エース565CD | 2021年 | エアコン・ソーラー・トイレ付き | 780万円~ |
アドリア | ツイン640SPB | 2022年 | エアコン・ボイラー・リチウム電池付き | 1000万円~ |
アドリア | サンリビングV65SL | 2021年 | FF・ボイラー・トイレ付き | 600万円~ |
バーストナー | ブレビオT605 | 2016年 | FF・エアコン・トイレ付き | 600万円~ |
デュカトをベースとしたキャンピングカーの査定ポイント
デュカトをベースとしたキャンピングカーの査定ポイントは、以下のとおりです。
- 元値
- 車両の年式
- 走行距離
- 車内設備の状態やランク
- オーナーの人数
デュカトをベースとしたキャンピングカーの査定ポイントは、基本的に一般的な自動車と同じです。走行距離が短く、車両の年式が新しいほど高値が付きやすいでしょう。
一方、キャンピングカー特有の査定ポイントとなるのは、居住設備の種類や状態です。
キャンピングカーの居住設備には、標準装備とオプション装備の2種類があります。オプション装備が豊富で、かつランクが上の設備ならば高値が付きやすいでしょう。
また、設備がきれいにメンテナンスされており、使用感が少ない状態ほど査定額はアップしやすいです。オーナーの人数が査定額に影響するのも、オーナーの数が多いほど設備は使用感が増し、劣化している可能性が高いためです。
例えば、中古のキャンピングカーを購入し、設備を総取り換えした場合などは高値が付く可能性があります。
一方、以下のような設備だと、ランクが高くても査定が下がる可能性があります。
- 設備が古く使用感があり、手入れが不十分
- 設備に臭いや落ちない汚れがついている
キャンピングカーの設備はベッドやテーブルなどの家具、トイレ、お風呂などの生活必需設備、家庭用エアコン、冷蔵庫、電子レンジなど家電があります。家電は10~15年に1度買い替えが必要であり、トイレやお風呂、キッチンといった水回りは定期的にメンテナンスしないと、劣化が進んでいきます。
なお、使用していなくてもキャンピングカーの設備は劣化してしていくので、定期的なお手入れが必要です。特に、水回りは1度でも使用したら丁寧に掃除をして水気を拭き取らないと、カビや臭いの原因となるでしょう。
しばらく使用していないキャンピングカーを売却したい場合は、一度設備の様子を確認し、必要ならばメンテナンスを行うのがおすすめです。
デュカトをベースとしたキャンピングカーの査定をアップしてもらうには?
最後に、デュカトベースのキャンピングカーの査定額をアップしてもらうコツを紹介します。基本的にはすべての車両に当てはまることなので、キャンピングカーの売却を検討している方も参考にしてください。
売却は早めに行う
自動車は、駐車場に停めておくだけでも経年と共に部品が劣化していきます。特に、キャンピングカーは使用頻度が少なめで、「数年間停めっぱなし」といった事例も珍しくありません。そのため、長距離運転による摩耗はなくても、長い間運転していなかったのでエンジンがかからなくなるといったトラブルが発生する場合もあります。家電や設備も使わなくても経年劣化は避けられません。
キャンピングカーの査定額をアップしてもらうには、不要になった時点で即査定に出すことが大切です。自動車は年式が新しいほど価値と需要が高い製品です。
年式が古くても査定額が高い車は、定期的なメンテナンスを行っています。キャンピングカーを将来売却したいと考えているなら、日ごろのメンテナンスも重要です。
下記の記事で、キャンピングカーの売却時期について詳しく解説しているので、こちらもご覧ください。
キャンピングカーの売却時期のおすすめは?時期によって買取価格も変わる?
デュカトベースのキャンピングカーの買取実績が豊富な業者に依頼する
キャンピングカーを買い取ってくれる業者は、以下の3種類です。
- キャンピングカーを専門に売買している業者
- 新車でデュカトを販売している業者
- キャンピングカーの買取実績が豊富な中古車販売業者
- 一般的な中古車販売業者
デュカトベースのキャンピングカーを正確に査定してほしいなら、買取実績が豊富な業者に依頼しましょう。なお、買取だけでなく販売も行う業者は販売ルートが確立されているため、査定額も高めになる傾向があります。
現在は、全国から買取に応じる業者も増えたので、遠方から査定依頼する方も珍しくありません。
個人で買い手を探すデメリットと注意点
近年は、オークションサイトやフリマサイトを利用して個人で車を売買する方もいます。
キャンピングカーも個人で売買したい方もいるでしょう。
しかし、キャンピングカーを個人で売買すると、売却後で「設備が壊れていた」「エンジンの調子がすぐに悪くなった」などトラブルになるケースもあります。友人や兄弟など信頼関係がある方に譲るならばトラブルも発生しにくいのですが、第三者に売却する場合は、契約書等を作成し、署名・捺印を求めるなどの対策が必要です。
可能ならば、業者に売却したほうがスムーズです。
まとめ:デュカトベースのキャンピングカーは条件次第で高く買取してもらえる可能性がある
デュカトベースのキャンピングカーは条件次第で高く買取してもらえる可能性があります。買取を検討しているならば、フジカーズジャパンにご相談ください。買取実績が豊富にあり、全国に販売拠点があるため他店よりも高価買取の査定が可能です。
査定額10万円アップの限定キャンペーンも実施していますので、この機会に是非お問い合わせください。