キャンピングカーを高価買取してもらうための5つのポイント
公開日:2024年7月12日- カテゴリー:
- タグ:
目次
大半のキャンピングカーオーナーは、買い替えなどの際に所有しているキャンピングカーを一度は手放す経験をしています。
その際、売却先の候補としては「一般的な中古車買取業者」「キャンピングカー専門業者」「委託販売業者」の3つがあります。
ですが、初めて利用する場合、この3業者の違いがわかりにくい人のほうが多いのではないでしょうか。
今回の記事では「キャンピングカーを高価買取してもらうためには」をテーマに解説します。キャンピングカーの査定の特徴や、3業者のメリット・デメリットなどについて紹介します。
また、より高価買取になりやすい5つのポイントも併せて紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
【1】キャンピングカーの買取 その特徴とは?
キャンピングカーの買取には、一般的な中古車とは異なる特徴があります。査定金額にも関係するので、ぜひ最初に押さえておきましょう。
(1)業者によって査定額が大きく異なる
キャンピングカーの買取を行っている業者は、主に3つあります。
- 一般的な中古車買取業者
- キャンピングカー専門業者
- 委託販売業者
詳しくは後ほど説明しますが、キャンピングカーの査定金額はどの業者で売却するのかによって大きく異なります。
そのため、各業者のメリット・デメリットをしっかり押さえたうえで利用することをおすすめします。
(2)車内の装備品は付加価値として評価される
キャンピングカーの査定金額は、業者によって大きく変わります。「車内の装備品」をどのように評価するのかが、業者によって異なるためです。
車内の装備品とは、家具や電化製品といった、車両に積載している設備全般のことです。
主な装備品は、下記の通りです。
【家具】キッチン/ベッド/ポップアップルーフなど
【電化製品など】冷蔵庫/FFヒーター/サブバッテリー/エアコン/ソーラーパネルなど
キャンピングカー専門業者の場合は、装備品を「付加価値」として評価します。
そのため、内装が凝っていたり、清潔だったりすると、その分査定金額も高くなります。
一方、一般的な中古車買取業者の場合は、「車体のみ」の査定が中心です。
そのため、たとえ装備品が充実していても、付加価値として評価されることはほとんどありません。
その結果、査定金額にも大きな差が出るので、注意が必要です。
(3)標準的な市場相場を把握しにくい
上述のように、キャンピングカーは業者によって査定内容に違いがあります。
それに加えて、一般的な自動車よりもライフサイクルが長いため、標準的な市場相場が形成されにくいことも特徴です。
また、国内では台数が少ないこともあり、標準的な市場相場を把握しにくい点はデメリットと言えるでしょう。
【2】キャンピングカーの買取を行う業者とは?
ここでは、キャンピングカーの買取を行う3つの業者のメリット・デメリットについて解説します。
(1)一般的な中古車買取業者
一般的な中古車買取業者でも、キャンピングカーの買取を行っているところはあります。ですが、キャンピングカー専門の知識を持ちあわせているかどうかは別です。
一般的な中古車買取業者は、キャンピングカーに積載している車内の装備品を付加価値として評価しないことがほとんどです。
評価対象は、主にモデルや年式といった「車両のみ」に限られます。そのため、せっかく流行の内装だったとしても高価買取されにくいことがデメリットです。
また、キャンピングカーの再販ルートを持っていないことが多いため、その分査定金額は下がります。
(2)キャンピングカー専門業者
キャンピングカー専門業者は、車内の装備品を付加価値として評価してくれることが大きなメリットです。そのため、他の業者よりも査定金額が高くなる可能性があります。
また、買取後の再販ルートを持っている業者が多いことも強みの一つです。
最近では、全国どこでも査定を行えるキャンピングカー専門業者も増えてきました。そういうところを選べば、どこに住んでいても査定ができます。
(3)委託販売業者
キャンピングカーは、委託販売業者でも買取可能な場合があります。自分の希望金額をつけられることがメリットです。
デメリットは、委託期間中キャンピングカーに乗れないことや、保管料などの維持費がかかることです。
そのため、しばらく乗らなくても問題ない人におすすめです。
【3】キャンピングカーを高額買取してもらうポイント5つとは?
キャンピングカーを高額買取してもらうためのポイント5つについて解説します。少しの工夫で査定金額に差が出るので、ぜひ試してみましょう。
(1)キャンピングカー専門業者を選ぶ
キャンピングカーを売却する際は、断然キャンピングカー専門業者がおすすめです。
キャンピングカー専門業者であれば、積載している装備品を付加価値として高価買取してもらいやすくなります。
ここでは、キャンピングカー専門業者により高価買取してもらうためのコツについて紹介します。
キャンピングカー買取実績が豊富な業者を選ぶ
キャンピングカー専門業者はいくつかありますが、その中でも買取実績が豊富な業者を選びましょう。
買取実績の数が多いということは、キャンピングカーオーナー達が安心して利用している証です。
キャンピングカーならではの装備品をプラス査定してくれることや、スピーディーかつ正確な買取を行ってくれることなどが評価されているのです。
それ以外に、「在庫数」もぜひチェックしてみてください。
在庫数が多い業者は取引に慣れており、再販ルート先が全国にあることが一般的です。
中間マージンが少ない業者を選ぶ
キャンピングカー専門業者の中から、できるだけ中間マージンが少ない業者を選びましょう。
中間マージンがあるかどうかの見極め方は、買取から販売まで一貫して自社で行っているかどうかでわかります。
直接問い合わせてみても構いません。
これらの業者は、修理も自社で行っていることが多いため、最低限のコストで買取してくれる可能性があります。
(2)整備して自走できる状態にしておく
日頃から定期的にメンテナンスを行い、自走できる状態にしておくことも大切です。
故障があると業者側で修理を行わなければならないため、その分査定額が下がることが一般的です。
また、車検の期限も確認しておきましょう。
(3)内外装をきれいにしておく
キャンピングカーは、査定の際に外装よりも内装を重視される傾向があります。一般的な中古車とは異なり、車両内で過ごす時間が長いためです。
そのため、特に内装には配慮しておく必要があります。清掃だけではなく、メンテナンスや傷、修理なども含みます。
また、意外と忘れやすいのが「臭い」です。査定前には必ず消臭対策をしましょう。臭いは急に対策しても取れないため、普段から行っておくことをおすすめします。
(4)査定時には不要な荷物を降ろしておく
査定の際には、不要な荷物は降ろしましょう。査定の邪魔になり、あまりいい印象を与えません。
また、旅行中以外は不必要な荷物を載せないようにしましょう。負荷がかかると、その分車両が劣化しやすくなります。
(5)点検整備記録簿を揃えておく
査定の前には、点検整備記録簿も揃えておきましょう。定期的なメンテナンスを行っている証拠になります。
紛失するとマイナス評価になってしまいます。
また、それ以外にもプラス査定になりやすいのは、下記の書類です。
- メンテナンスノート
- 各種取扱説明書
- 保証書
保管してある場合は、忘れずに業者に渡すようにしてください。
まとめ:キャンピングカーの高価買取は専門業者がおすすめ
キャンピングカーを手放す際に、売却先は主に3つあります。
その中でも、高価買取が期待でき、なおかつ安心して取引できるのはキャンピングカー専門業者です。
今回の記事で解説したように、一般的な中古車買取業者の場合は装備品を評価してもらえないことがほとんどです。
丁寧に扱ってきた内装を付加価値として評価してもらえないのは、あまりにももったいないことです。
その点、キャンピングカー専門業者の場合は、むしろ外装よりも内装重視であることが一般的です。自分仕様にカスタマイズされた設備が、意外に高評価を受けることもあります。
フジカーズジャパンではキャンピングカーの買取実績が豊富にございます!無料査定を行っていますので売却をご検討の際にはぜひご相談ください。
<関連記事>
実は高い買い物ではない?キャンピングカーの資産価値について
キャンピングカーの個人売買はあり?買取サービスや委託販売と比較
- 前の記事:
- « キャンピングカーの維持費はいくら?1年間の目安と内訳
- 次の記事:
- ハイブリッド車ベースのキャンピングカーの種類とメリットを紹介 »