キャンピングカーの売却時期のおすすめは？時期によって買取価格も変わる？
公開日:2024年9月27日- カテゴリー：
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「キャンピングカーを売却するならば、できるだけ高く売れる時期を選びたい」と考えている方は多いでしょう。日本でもキャンピングカーの需要は増え続けており、中古のキャンピングカーの人気も高まっています。
今回の記事では、キャンピングカーを売却するのにおすすめの時期はあるのか、時期によって売却価格は変わるのか、を解説します。
また、併せてキャンピングカーを高く売却するポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
キャンピングカーの査定額は時期によって変動する？
キャンピングカーの査定額は、時期によって大きく変動することはありません。キャンピングカーはそもそも特殊車両に分類されるため、値段が動く可能性は低いでしょう。
したがって、売却したい時期が売り時と考えて問題ないです。なお、夏前の5～6月はキャンピングカーの需要が高まる時期といわれています。夏はキャンプのベストシーズンであり、子どもの夏休みにキャンプに行こうと考える方も増えます。
そのため、「今年の夏は思い切ってキャンピングカーを買おう」と検討する方は増えるのです。ただし、だからといってキャンピングカーを夏前に売れば査定額が高くなるとは限りません。
キャンピングカーを利用するには中古車を購入するほか、レンタカーを借りる、新車を買うといった選択肢があり、その中で中古車の値段が急激に上がることはありません。
キャンピングカーの売却が増える時期はある？
キャンピングカーの売却を考える方は、ゴールデンウィークや夏休み明けなど長期休みが終わった時期に増える傾向があります。キャンピングカーを利用して旅行をはじめとするアウトドアレジャーを楽しみ、「もういいかな」と思う方が多いのかもしれません。
実際、キャンピングカーの売却が増えるのは、3月と11月と言われています。これは、年度末でライフスタイルが変化する時期と関係あるかもしれません。子どもの進学、独立、退職などでキャンピングカーが必要なくなる人が増えるのでしょう。
また、11月は秋の行楽シーズンが終わった時期です。キャンピングカーを利用しつくして、「もういいかな」と思う方が増えるのかもしれません。
ただし、キャンピングカーを売却する人が増えるからといって、値崩れが起こる可能性はほぼありません。前述したように、キャンピングカーは特殊車両です。自家用車に比べると市場に流通している数は圧倒的に少なく、売却する方が増えるからといって供給が需要をうわ回る可能性はほとんどないでしょう。
キャンピングカーの売却額を高くするためのポイント
キャンピングカーの査定額は一般的な自動車同様に走行距離や年式、状態によって決まります。
しかし、査定額を上げるために努力することはできます。ここでは、査定額を高くするために抑えておくポイントを紹介するので、参考にしてください。
売却したいと思ったらできるだけ早く査定に出す
キャンピングカーの年式は購入してから時間が経つほど古くなり、価値も下がります。売却しようかどうか迷っている時期が長いほど、価値は下がると考えましょう。
また、キャンピングカーはバンコンや軽キャンパーなど一部の車種を除けば、普段使いできません。アウトドアレジャーで利用するとき以外は車庫に停めっぱなしの方も珍しくないでしょう。
車は、運転しない時期が長くなるほど、部品が劣化してスムーズに動きにくくなります。「久しぶりに運転しようとしたら、エンジンがかからなかった」といったケースも珍しくありません。
部品が劣化して運転に支障が出るキャンピングカーは査定額が大幅に下がる可能性があります。
したがって、売却しようと思い立ったらできるだけ早く査定を受けましょう。
キャンピングカーの買取実績が豊富な会社に査定してもらう
中古車を買い取りしてくれる業者はたくさんありますが、キャンピングカーを取り扱っている業者は限られています。査定をしてもらうならば、キャンピングカーを専門に買取している業者か、買い取り実績が豊富な業者へ査定に出しましょう。
キャンピングカーの買い取り実績がほとんどない業者に依頼すると、正確な査定額が出ない場合もあります。インターネットを利用すれば、キャンピングカーの買い取りに力を入れている業者はすぐにヒットします。東京や大阪などの都市部ならば、買い取り業者が見つからずに困る、といったことはないでしょう。
キャンピングカーの査定方法は、自分で店舗に持ち込む「持込み査定」と、販売店のスタッフが出張して査定してくれる「出張査定」があります。近年は、「全国に出張します」という店舗も増えてきました。
相見積もりを依頼する
相見積もりとは、複数の業者に見積もりを依頼する方法です。複数の業者に見積もりを依頼すれば、おおよその買取相場もわかるでしょう。また、査定額をアップさせて欲しい場合の交渉材料にも使えます。
相見積もりを推奨している業者も多いので、積極的に依頼しましょう。現在はネットで複数の業者に見積もりを依頼する一括査定のサイトもあります。利用してもいいですが、買い取りの電話がたくさんかかってくる可能性もあるので、「査定後電話を希望しない」といったチェックボックスがあるサイトを利用するといいでしょう。
清掃や手入れを入念にしてから査定を受ける
キャンピングカーは、生活する場でもあります。したがって、設備がきれいで入念に手入れされている車ほど査定額が高くつく傾向があります。
反対に、元値が高く魅力的なオプションがたくさん付いていても、落ちない汚れやシミがあったり、清潔感がないキャンピングカーは査定額が下がったりする恐れもあるでしょう。
査定に出す前にしっかりと車内をクリーニングし、汚れや臭いがない状態で査定を受ける必要があります。特に、ペットと一緒にドライブを楽しんだ場合、体毛や臭いが残りがちです。ペットを飼っている方には気にならなくても、ほかの人には気になる場合もあるため、入念に清掃しましょう。
キャンピングカーを売却するのに必要な書類
キャンピングカーを売却する際には、以下のような書類が必要です。
- 車検証
- 自賠責保険証明書
- リサイクル券
- 譲渡証明書
- 委任状
- その年の納税証明書
- 印鑑証明書
印鑑証明などは役所に取りに行く必要があるので、時間に余裕を持っておきましょう。
また、買い取りを依頼する店舗によって必要な書類が異なります。
売買契約を結ぶと決めたら、必要な書類を教えてもらい、手分けしてそろえましょう。
なお、「友人や知人に車を売却したい」と思う方も多いですが、車を個人で売買する場合も、車庫証明や印鑑証明等の書類は必要です。現在はインターネットを介して車を個人で売買する方も増えていますが、それに伴うトラブルも増加しています。
特に、キャンピングカーは一般的な自家用車にはない装備が多いので、可能ならば業者に売却するのがおすすめです。
まとめ：キャンピングカーは売却時期で値段は変動しにくい
キャンピングカーは特殊車両なので、売却時期で大幅に値段が変わることはありません。
したがって、「売却したい」と思った時に売却するのが最も適切です。「売却したい」と思いつつ使いもせずに停車し続けていると、その分車の価値は下がってしまいます。
売却したいと考えたら、まずは業者に査定を依頼しましょう。自分の愛車がどのくらいの価値があるかすぐにわかります。
著者情報: 株式会社フジカーズジャパン
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