キャンピングカーのマルチルームとは?用途・メリット・おすすめモデルを紹介!

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キャンピングカーのマルチルームとは?用途・メリット・おすすめモデルを紹介!


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キャンピングカーのマルチルームとは?用途・メリット・おすすめモデルを紹介!キャンピングカーには、キッチン・ベッド・トイレ・バスなどさまざまな設備が設置されています。その一方で「なんでも使える大きめのスペースがほしい」と思っている方もいるでしょう。

キャンピングカーに設置できる設備の1つに、「マルチルーム」があります。今回は、マルチルームの用途やメリット・デメリット、マルチルームが設置されているおすすめモデルを紹介します。

キャンピングカーのマルチルームとは?

キャンピングカーのマルチルームとは、多目的に使える個室のことです。ポータブルトイレを設置してトイレとして利用したり、更衣室として利用したりするなどいろいろな使い方ができます。

トイレ

キャンピングカーのトイレは、オプション扱いの商品が多い傾向があります。日本は道の駅やキャンプ場等に設置されている公衆トイレも使いやすく整備されています。そのため、手入れの手間を考えてあえてトイレを設置しない方もいるでしょう。

しかし、キャンピングカーで訪れる場所や利用する方によっては「車内にトイレがあったほうが便利」といったケースもあります。そのようなときに、ポータブルトイレを設置すれば、車外に出ずに用を足せます。

こちらの記事では、キャンピングカーのトイレの種類や汚水の処理方法について解説しているので、ぜひ参考にしてください。
処理も楽々!キャンピングカーのトイレの種類と汚水の処理方法

シャワー

日本は、スーパー銭湯のような公衆浴場をはじめとする入浴施設がいろいろな場所にあるので、車内にシャワーを設置しているキャンピングカーは少なめです。
しかし、トイレと同じように行く場所によっては、シャワーがあれば便利です。
マルチルームに防水機能が備わったモデルであれば、後付けで簡易シャワーを設置することは可能です。

特に夏場は、車内にシャワーがあればわざわざ入浴施設に行くことなく、体を清潔に保てます。

更衣室

マルチルームがあればプライバシーを保ちつつ、落ち着いて着替えができます。

また、防水機能を備えたマルチルームであれば水着や汚れた衣類などを脱ぎ着する場所としても使えます。

物置

キャンピングカーを利用する際は、いろいろな荷物を車に積むことも多くなります。そのため、車内が荷物でいっぱいになってしまい窮屈に感じることがあるかもしれません。
キャンピングカーに荷物を常に置いておくと、車内が雑然としてしまい、ソファーやベッドも使いにくくなります。

マルチルームは一定の空間があるため、物置としても利用することができます。キャンピングカーを購入後、棚などを設置して使いやすくカスタムするのもおすすめです。

キャンピングカーにマルチルームを作るメリット・デメリット

キャンピングカーにマルチルームを作るメリット・デメリットここでは、キャンピングカーにマルチルームを作るメリット・デメリットを解説します。マルチルームを設置したキャンピングカーを購入するか検討している方は、参考にしてください。

マルチルームを作るメリット

キャンピングカーにマルチルームを作るメリットには、以下のようなものが挙げられます。

  • 需要に応じて必要な設備を後付けできる
  • 車外に出なくてもトイレやお風呂が使える
  • 災害時など緊急時でもキャンピングカーを使える

マルチルームを設置する最大のメリットは、需要に応じて設備を後付けできる点です。キャンピングカーを購入した後で、「やはりこの設備は必要なかった」といったケースは珍しくありません。実際に使用した後で必要な設備を後付けしたいと考える方もいるでしょう。

マルチルームを設置すれば、しばらくキャンピングカーを利用した後で必要な設備を後付けできる場合もあります。また、夜間トイレなどを車外に出ずに行えるため防犯面でも安心です。近年のキャンプ場やRVパークは、街灯も多くて安全性の高い施設になりました。それでも、郊外での夜は危険なところもあります。

このほか、災害時にトイレやシャワーが使える施設を所有していると大いに役立ちます。特に、落ち着いて用を足せる場所があることは大切です。

マルチルームを作るデメリット

一方、マルチルームを作るデメリットには、以下のようなものが挙げられます。

  • トイレやシャワーを作ると後始末やメンテナンスが大変
  • マルチルームを作る分、他のスペースが狭くなる

キャンピングカーのトイレやシャワーは一般の家庭のものより後始末が必要です。特にポータブルトイレは、使用期間が長いほど後始末やメンテナンスが大変になります。そのため、「外でトイレを使ったほうが楽」といった場合もあるでしょう。

また、キャンピングカーは限られたスペースに必要な設備をコンパクトに設置しています。そのため、マルチルームを設置するためにほかの設備をあきらめなければならないケースもあります
トイレや浴場などの設備が充実している場所にしか行かない場合や、できるだけメンテナンスをせずにキャンピングカーを維持したい場合は、マルチルームをあえて作る必要はないでしょう。

キャンピングカーにマルチルームが設置できるモデル

ここでは、キャンピングカーでマルチルームが設置できるモデルを紹介します。

ローラーチーム リビングストーン5

ローラーチーム リビングストーン5ローラーチームは、イタリアのキャンピングカーメーカーです。「LIVINGSTONE 5」は、フィアット デュカトをベースとしており、カセットトイレと温水シャワーがマルチルームに設置されています。

欧州仕様のキャンピングカーはデザインが洗練されており、ゆったりと過ごせる大人のキャンピングカーといえるでしょう。

リビングストーン5について詳しくはこちら

RVトラスト TR540S ジョイン

TR540S ジョインは、ハイエーススーパーロングを土台にしており、就寝人数が2名と二人旅に特化したキャンピングカーです。キャンピングカーとしても、普段使いの車としても使えるので、初めての1台としてもおすすめです。

マルチルームはやや手狭ではありますが、シャワーやポータブルトイレを設置できるので、使い道は様々です。荷物置き場や更衣室としても利用できます。

オーエムシー ナロー銀河

ナロー銀河は標準仕様のハイエースを土台にしているコンパクトなキャンピングカーです。スーパーロングを土台にしたキャンピングカーと比べてコンパクトですが、狭い道でも走りやすく、駐車場に困ることもありません。

マルチルームも小さめですが荷物の収納に使えるので、使い勝手は良いサイズです。大型のキャンピングカーは維持が大変と悩んでいる方に適しています。

まとめ

本記事では、キャンピングカーにマルチルームを設置するメリット・デメリットや、実際にマルチルームを設置しているモデルを紹介しました。なんでも使えるスペースがキャンピングカーにあれば、何かと便利です。しかし、マルチルームを作る分、他の設備が削られるデメリットもあります。
キャンピングカーを選ぶ際は、実際にビルダーの店舗に足を運んでみて実物を確認しましょう。実物を確認することで、乗り心地や機能性をイメージしやすくなります。

フジカーズジャパンは全国に販売店がございます。マルチルームのあるキャンピングカーを実際に見てみたいという方はお近くの店舗に是非お問い合わせください。

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