キャンピングカーはどう洗う?洗車時の注意点や洗い方をご紹介

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キャンピングカーはどう洗う?洗車時の注意点や洗い方をご紹介


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キャンピングカーを長くきれいに使い続けるためには、走った後の洗車が必要不可欠です。洗車はキャンピングカーの車体をきれいに保つだけでなく、装備の劣化を防ぎ長持ちさせることにもつながります。
今回はキャンピングカーの洗車をする際の問題点や洗車の方法、汚れにくくするための方法についてご紹介します。


キャンピングカーの洗車にまつわる3つの問題点


ずっと洗車をしないと車体表面や装備が劣化し、車の寿命も短くなってしまう点は普通の自動車と同じですが、キャンピングカーの洗車には以下の3つの問題点があります。

キャンピングカーを洗車する場所がない

原則としてキャンピングカーの洗車は手洗いで行いますが、そもそも洗車を行える場所を探すのも一苦労だと言えます。大きなバングベッドを持つような大型のキャブコンは特に、洗車に適した場所を探すのが困難です。

キャンピングカーの洗車場所の候補として挙げられるのは、自宅の駐車場やガレージ、知人宅の敷地、コイン洗車場などがあります。自宅の駐車場やガレージが使える場合は、特に問題ありません。普段はキャンピングカー専用のパーキングに駐車し、洗車時は知人宅の敷地を貸してもらうという選択肢もあります。

コイン洗車場は洗車スペースを借りることができる施設で、キャンピングカーの手洗い洗車をするのに適しています。ただし、キャブコンなど大型のキャンピングカーの場合は洗車スペースのサイズ制限や入り口の高さ制限などを確認しておく必要があります。バンコンクラスまでのキャンピングカーであれば、サイズ的な問題はほとんどありません。

なお、フジカーズジャパンが提供しているキャンピングカー専用の駐車場では、大きなサイズのキャンピングカーも洗える洗車場を用意しています。洗車場の使用料金を支払えば給水や排水は無料なので、ぜひご利用を検討ください。

キャンピングカー専用駐車場について詳しいことは以下のページをご覧ください。

キャンピングカーは洗車機を使用できない

普通の自動車であれば利用可能な自動洗車機ですが、キャンピングカーにおいては使用できないケースが多いと言えます。洗車機には車種の制限やサイズの制限、装備・装飾の制限などがあり、大型のキャンピングカーや装備をつけたキャンピングカーはまず対象外となります。無理に洗車機で洗おうとすると、装備が破損する恐れがあるだけでなく洗車機を壊してしまうこともあるため、洗車機は利用しないようにしましょう。

なお、軽キャンパーやバンコンなどで特別な装飾がない場合は、洗車機も利用できます。心配な場合は、ガソリンスタンドのスタッフに確認するのがおすすめです

キャンピングカーの洗車代行

普通の車は自動洗車機の他にガソリンスタンドのスタッフによる洗車サービスも利用できますが、キャンピングカーだとそのような手洗い洗車サービスが受けられる店舗は限られてきます。装備品が多く普通の車と勝手が違うため、外見がほとんど変わらないようなバンコンタイプのキャンピングカーでも断られる可能性があります。

近くに運良くキャンピングカーの手洗い洗車に対応してくれるガソリンスタンドなどがあれば利用できますが、そうでない場合はコイン洗車場などの場所を探しておき、自分で手洗い洗車をするのがおすすめです。


キャンピングカーの洗車方法


キャンピングカーを自身で手洗い洗車する場合は、以下の内容をぜひ参考にしてください。

  • カーシャンプー
  • 洗車用ブラシ
  • クロス
  • 脚立

基本的には、普通の車を洗車するときと同じ道具で問題ありません。キャンピングカーの場合は、車体の大きさに合わせて脚立が必要になることがあります。コイン洗車場などでは屋根を洗うための足場が設けられている場合もありますが、なければ車体の高さに合わせた脚立を用意しましょう。
また、虫の死骸が付着している場合は、虫取り用のクリーナーもあると汚れを取りやすくなります。

洗車の手順

虫取り用クリーナーを使用する場合は、まずは死骸が付着している箇所にクリーナーを吹きかけておきます。しばらくすると剥がれやすくなるので、その間に他の準備を進めます。

次にホースなどでキャンピングカー全体を濡らし、屋根から下へ向けてカーシャンプーと戦車用ブラシで汚れを落としていきます。屋根に上って作業する場合は、転落しないよう十分に注意しましょう。また、ルーフベントの換気口や冷蔵庫用の開口部、採光用の窓に体重をかけないよう注意し、洗剤も入り込まないようにします

タイヤまできれいに洗ったら、カーシャンプーごと汚れを洗い流し、クロスで水滴をきれいに拭き上げます。水滴を残しておくと水垢が残る可能性があるため、丁寧に拭き上げましょう

洗車する際の注意点

特に大型のキャンピングカーを洗車する場合、屋根を洗うときには安全に十分に配慮しましょう。柄の長いブラシもあるので、できれば屋根には乗らず、脚立から掃除できるほうが安全です

前述のとおり、ルーフベントの換気口などから洗剤が入らないようにする点にも注意が必要です。また、高圧洗浄機を使う場合も、窓の隙間など水が入り込みやすい箇所に直接当てることは避けましょう

なお、大きくて洗うのが大変なキャンピングカーですが、屋根の洗車はできるだけスキップしないのがおすすめです。面倒だからと側面だけ洗うと、屋根に残った汚れが雨などで流れ出し、次の汚れがつきやすくなってしまいます


キャンピングカーを汚れにくくするためには

キャンピングカーを走らせる以上は完全に汚れを防ぐことはできませんが、汚れをつきにくくすることはできます。

キャンピングカーは使用しない間も少しずつ汚れていくため、駐車場ではカバーをかけておきましょう。キャンピングカーにも使えるような大きなカバーが市販されており、かけておくだけでも汚れ方が変わります。また、車内に浸入する埃もある程度防ぐことができます。

走行中の汚れを防止する方法としては、カーコーティングがあります。カーコーティングとは、車体表面に樹脂などのコーティングを施し、汚れや傷を防止するものです。カーコーティングをしておくことで埃や水垢、虫の死骸などの汚れをある程度弾くことができる他、木の枝や飛び石などによる傷もある程度は防止することができます。洗車する際も、水洗いだけでついた汚れをほとんど落とせるようになります。

カーコーティングにも種類があり、コーティングの強度や水の弾き具合、耐用年数などが異なります。また、普段キャンピングカーを扱っていないコーティング業者の場合は車の扱いに慣れていないため、キャンピングカーのカーコーティングを普段から行っている業者を選ぶのがおすすめです。専門で請け負っているような業者の場合は、キャンピングカーの各部位の素材に合わせたコーティングなども可能です。

キャンピングカーを汚れにくくすることで、洗車の手間を省くだけでなく、車体の長持ちにもつながります。
以下の記事では長持ちさせるためのその他のコツについてもご紹介しているので、あわせてご覧ください。
実は高い買い物ではない?キャンピングカーの資産価値について


定期的に洗車をしてキャンピングカーを長持ちさせよう

キャンピングカーは山間部のキャンプ場など自然の多い場所へ走らせることも多く、1回の遠出でもかなりの汚れがつくことがあります。汚れをそのままにしておくと見た目が悪いだけでなく、車体の劣化が進んでしまうため、洗車ができる場所を常に確認しておくのがおすすめです。洗車をする際はぜひこの記事を参考に、丁寧に洗うようにしましょう。

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