中古キャンピングカーの内装をDIYでおしゃれにするためのポイント
公開日:2023年10月6日- カテゴリー:
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中古車のキャンピングカーをDIYで仕上げると、新車とはまた異なる魅力が生まれます。車種によっては海外製やレトロな雰囲気も印象づけることができ、より素敵ですよね。
せっかく自分のキャンピングカーをDIYで内装するなら、おしゃれにしたいものです。ですが、いざするとなるとどこから手をつければよいのかわからず、迷っている人も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、「中古キャンピングカーの内装をDIYでおしゃれにする」をテーマに解説します。
キャンピングカーをDIYで内装するメリット・デメリットや、おしゃれに仕上げるためのポイントなどについて紹介しているので、ぜひ参考にして下さいね。
中古キャンピングカーの内装は素人でもおしゃれにDIYできる?
最初に、中古キャンピングカーの内装をDIYでおしゃれにするメリット・デメリットについて解説します。
〈1〉中古キャンピングカーの内装DIY メリットは?
キャンピングカーの内装をDIYで仕上げる最大のメリットは、「費用を抑えられる」ことです。自宅用のカーテンでもそうですが、「既製品」と「自分で作ったもの」は値段がまるで違います。
もちろん仕上がりも異なりますが、後者には独特の愛着も湧いてくるものです。
今回の記事後半で紹介している内装のアイテムは、すべて初心者でもチャレンジできるものばかりなので、ぜひ試してみて下さいね。
そして、DIYを内装するもう一つのメリットは、「自分の理想通りのおしゃれを追求できる」ことです。
「おしゃれ」だと感じるデザインは人それぞれです。ですが、既製品から選ぶとどうしても理想通りになりづらいことがあります。
また、キャンピングカーオーナーの中には中長期的に自宅を離れる人もいるため、自分好みの空間に身を置けるかどうかはより大切なポイントになります。
〈2〉中古キャンピングカーの内装DIY デメリットは?
購入時の状態によっては、中古キャンピングカーをDIYでおしゃれに綺麗に仕上げるのが難しいこともあります。
購入前には必ず、床や壁などの状態をきちんと確認しておきましょう。インターネットよりも、実物を確認することをおすすめします。
また、車両を改造しすぎると車検に通らなくなってしまうこともあるため、注意が必要です。下記は、キャンピングカーのDIYで車検の検査対象になりやすいケースです。
床…難燃性の素材を使わなければいけないスペースに、それ以外のものを使ってしまった。
後部座席…外すことが禁止されている車種にもかかわらず、外してしまった。
重量…重量オーバー
せっかくDIYでおしゃれに仕上げても、車検に引っかかってしまったら台なしです。どの程度までの車両改造なら問題ないのか心配な場合は、DIYに取りかかる前に運輸支局で確認するのもおすすめです。
内装をDIYでおしゃれにするには【1】布製アイテム
内装をDIYでおしゃれにするには、最初に布製アイテムを替えるのがおすすめです。手軽にできるわりに満足度が高いので、ぜひ挑戦してみましょう。
おしゃれな内装DIY〈1〉カーテン
中古キャンピングカーの内装をDIYでおしゃれにする際、最初におすすめするのはカーテンです。車両の壁のほとんどを占めているため、自分の好きなデザインにするだけで一気に車内の印象が変わります。
また、手軽に掛けたり取り外せたりできることや、他のアイテムに比べて安いことも理由の一つです。
一方、カーテンは通行人から見られやすいので、窓の外側には黒やグレーなどのシェードや遮光カーテンなどを使い、内側を詮索されないようにしましょう。
家族連れや友人とのキャンプならともかく、女性のソロキャンプの場合は特に注意が必要です。
おしゃれな内装DIY〈2〉ソファーのカバーとクッション
ソファーのカバーやクッションも、車内で占める幅が大きいので、かけるだけで車内の雰囲気をがらりと変えてくれます。
キャンピングカーのソファは、車種によってかなり形が異なります。そのため、立体型のソファーカバーにわざわざ加工するよりも、布をかけることをおすすめします。
特に、生地屋で販売しているものは種類・柄ともに豊富で、しかもリーズナブルです。裁縫はあまり好きではないという人も、ぜひデザインだけでも覗いてみて下さいね。
内装をDIYでおしゃれにするには【2】床
キャンピングカーの大きな面積を占める床も、内装を自分好みの空間にするために欠かせないポイントです。
ここでは、DIYの難易度が簡単なものから比較的難しいものと、順番に紹介します。
おしゃれな内装DIY〈1〉ラグを敷く
中古キャンピングカーの床の状態がよい場合は、ラグを敷くだけでもおすすめです。ラグを床に敷くだけでも映え、掃除や洗濯なども楽です。
おしゃれな内装DIY〈2〉クッションマットを敷く
ふかっとした触感の「クッションマット(ジョイントマット)」は、車中泊で寒冷地へ行くことが多い人に、特におすすめです。
クッションマットはカッターで簡単に切ることができ、お手入れも楽です。リーズナブルなホームセンターで取り扱いがあるので、ぜひ試してみて下さい。
【作業】
道具:クッションマット(正四角形のタイル状がおすすめです)、カッター
(1)キャンピングカーの床にクッションマットを敷く。
(2)壁との隙間に、カッターでカットしたクッションマットを敷きつめる。
(3)汚れた場合は、その部分のタイルだけを交換する。
おしゃれな内装DIY〈3〉フローリングを貼る
キャンピングカーのおしゃれな床の内装として、特に人気があるのがフローリングです。材質や厚さ、木目や色合いなどの種類が幅広いこともあり、選ぶのが難しいほどです。
DIYで貼るためには少し手間はかかりますが、一気におしゃれであか抜けた印象になるため、車内で過ごす充実感や満足感がさらに高まります。
【作業】
道具:フローリングの床材、カッター、(両面テープ)
(1)フローリングを貼る部分を、隅々まで測る。
(2)必要があればカーペットを剥がす。
(3)床材を新しいものに張り替える。
床材を固定させる際には、置くだけ・吸着式・両面テープ(一般用)のいずれかを使っているオーナーがほとんどです。接着剤や強力な両面テープだと剥がれなかったり、床に跡がついてしまったりするためです。
まとめ:中古キャンピングカーの内装DIYは替えやすい部分から!
中古キャンピングカーの内装をDIYでやってみたいとは考えていても、「もし綺麗に作れなかったらいつまでも気になるのでは」と不安に思う人もいるのではないでしょうか。
ですが、DIYで完成させたカーテンや床などのアイテムは愛着のほうが強く、些細な傷や失敗は気にならないものです。
特に、カーテンやクッション、それにクッションマットは、普段DIYをしない人でも作れるうえに、誰にもミスが見えません。
中古キャンピングカーのDIYによる内装は、まずは手軽に取りかかれるアイテムから始めることをおすすめします。特に布製アイテムの場合は、いまいちおしゃれだと思えなかったら簡単に替えることもできます。
「自分の内装の好みがまだわからない」という人は、まず様々なキャンピングカーの画像を眺めてみるのはどうでしょうか。「おしゃれ」だと感じる画像に、共通するデザインやアイテムなどがあるかもしれませんね。
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