キャンピングカーはシートベルト着用が必須!走行中のNG行動も解説
公開日:2023年12月15日 2025年4月1日 更新- カテゴリー:
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ベッドやキッチン、シャワールームといった居住スペースのあるキャンピングカーは、内外装が普通車とは大きく異なります。その寛ぎやすさから、つい自宅と同じような行動ができると誤解してしまい、気づかない間に違反している人が大勢います。
ですが、どんなに自宅のように思えたとしても、キャンピングカーは「自動車」であることに変わりはありません。車外は道路です。
そのため、安全性を維持できるように様々なルールが設けられています。
今回の記事では、「キャンピングカーのシートベルトとNG行動」をテーマに解説します。
記事前半では、シートベルトに関するQ&Aについてまとめています。後半では、車内でついやってしまいやすいNG行動について紹介します。
「自分は大丈夫」という自信がある人も、ぜひ最後まで目を通して頂けると幸いです。
キャンピングカーでもシートベルトは義務!保安基準を確認
キャンピングカーのシートベルト着用義務、違反した場合の罰則、シートベルトがない古いキャンピングカーの着用義務について解説します。
走行中はシートベルト着用の義務がある
自動車の走行中にキャンピングカーのシートベルトを着用することは、法律で定められた「義務」です。運転席や助手席だけではなく、後部座席にも着用する義務があります。
2008年に、道路交通法第71条の3で定められました。
キャンピングカーには居住スペースがあるため、つい普通車よりもゆるいルールで過ごしてしまう人がいます。ですが、シートベルトやチャイルドシートの着用義務は、普通車と変わりません。
また、キャブコンのような大型キャンピングカーは、普通車よりも車体のバランスが悪いデメリットがあります。
特に、横からの風に弱く、高速道路や悪天候のエリアでは車体が揺れたり、最悪の場合は横転事故なども起きやすいので、注意が必要です。
事故の被害を最小限に留めるために、どの座席に座っていても必ずシートベルトを着用しましょう。
シートベルト未着用の罰則
自動車の走行中にシートベルトの未着用が見つかった場合の罰則等は、下記の通りです。普通車でもキャンピングカーでも同様です。
- 【一般道路】
- 運転席・助手席が着用していない場合:減点1点
- 後部座席が着用していない場合:口頭による注意
- 【高速道路】
- 運転席・助手席が着用していない場合:減点1点
- 後部座席が着用していない場合:減点1点
- ※いずれも反則金・罰金はなし。
運転席・助手席での未着用は、一般道路・高速道路関係なく減点1点です。
後部座席での未着用は、高速道路の場合のみ減点1点です。
【ゴールド免許の場合】
一般道路での運転席・助手席におけるシートベルト未着用、高速道路での未着用:次回の更新時にブルー免許に。
シートベルトの未着用は、罰金等こそありませんが、減点やゴールド免許取り消しといった行政処分はあります。乗車している人全員のシートベルトを、常に確認しておきましょう。
横向きの座席でもシートベルトは必須
キャンピングカーの中には、横向きの座席もあります。その場合でもシートベルトは必要です。2012年以前は不要でしたが、道路交通法改正によって義務化されました。
道路交通法は、改正されることがあります。安全性を強化するために以前よりも厳しくなることが多いので、通知などはしっかり確認しておきましょう。
古いキャンピングカーは基準が異なる
実は、シートベルトを着用していなくても法律違反にならないケースがあります。「シートベルトが義務付けられた日よりも前に、国内で生産された車や輸入車など」の場合です。
シートベルト着用が義務付けられているのは、下記以降に生産された車両です。
- 運転席:1969年4月1日以降
- 助手席:1973年12月1日以降
- 後部座席:1975年4月1日以降
シートベルト未着用でも違反にはなりませんが、非常に危険なことに変わりはありません。キャンピングカーには必ずシートベルトを設置しましょう。
要注意!キャンピングカー走行中にやりがちなNG行動
キャンピングカーを含む自動車での走行中の行動には、法律で禁止されていることがいくつかあります。ぜひ今一度、自分や同乗者について振り返っておきましょう。
定員よりも多い人数で乗車する
乗車定員を超えた人数でキャンピングカーに乗ることは、道路交通法違反です。
「ベッドやソファに詰めて座れば、定員より多くても大丈夫」と考える人がいますが、乗車定員を超えるとシートベルトやチャイルドシートなどが足りなくなるため、法律違反です。
また、乗車定員には子どもも含まれています。
大人がシートベルトを着用し、子どもを膝の上に座らせているケースがありますが、絶対にやめましょう。子どもの体が固定されていないため、ちょっとした急ブレーキで大怪我を負う危険性があります。
法律で定められている通り、6歳まではチャイルドシートを着用して下さい。
ベッドに寝る
前述の通り、「走行中はシートベルトを着用して座席に座る」ことが原則です。そのため、走行中にキャンピングカーのベッドで寝ることも禁じられています。走行中にベッドを使用できるのは、救急車や患者搬送車といった医療用車両のみです。
ベッドを使う場合は、必ずパーキングエリアなどに停車しましょう。
シートベルトをしたままフルフラットで寝る
シートベルトを着用したまま、後部座席のシートをフルフラットにして横たわる。このケースは、NG行動に該当します。
キャンピングカーで行ってしまいやすいので、注意しましょう。
このケースは確かにシートベルトを着用していますが、体が固定されているわけではないので、事故の際に体が投げだされる危険性があります。
そのため、「着用していないのと同じ」と見なされてしまいます。
シートベルトは、急な衝撃があっても、しっかりと体を固定することで被害を最小限に抑えるためのものです。その機能を発揮できる状態にあるかどうかを、常にチェックしておきましょう。
トイレに行く
トイレは、座席に座っておらず、シートベルトも未着用なので、もちろんNG行動に入ります。
それ以外にも、ちょっと座席を替える、キッチンにものを取りに行く、といった行動もキャンピングカーではしてしまいやすいので、注意しましょう。
キッチンに立って料理をする
前述の通り、「座席を離れる」こと自体が法律違反です。そのため、走行中にキャンピングカーのキッチンに立つこともNG行動と見なされます。
ちなみに、シートベルトをした状態での調理は、法律で禁じられているわけではありません。走行中でも調理器具を使ったり、食材を洗ったりすることはできます。
ですが、急ブレーキの際に自分や同乗者が大怪我を負う危険性があるので、絶対にやめましょう。火の使用ももちろん厳禁です。
まとめ:キャンピングカーはシートベルト着用で安全に
キャンピングカーには、自動車と同じ法律が定められています。「走行中は座席に座る」「シートベルトを着用する」ことが大原則です。
それ以外にも、キャンピングカーならではの細かいNG行動がいくつかあります。例えば、ベッドやソファのように横たわるスペースがあっても、走行中は使用できません。
また、トイレやキッチンなども、安全のために控えましょう。
法律違反というよりも、こういったNG行動はどれも非常に危険です。事故や急ブレーキなどの被害を最小限に抑えるためにも、しっかりルールを守りましょう。
OK行動とNG行動のラインは曖昧になりやすいので、ぜひ同乗者と定期的に確認し合うことをおすすめします。
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