軽自動車キャンピングカーの新車の値段はどれくらい?購入時のポイントも解説

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軽自動車キャンピングカーの新車の値段はどれくらい?購入時のポイントも解説


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軽自動車キャンピングカーの新車の値段はどれくらい?購入時のポイントも解説キャンピングカーでの「車中泊」の旅は、近年国内だけではなく、世界中で人気があります。ホテルや旅館などに宿泊するよりもリーズナブルで自由な旅行ができることも理由です。

キャンピングカーには様々な種類がありますが、中でも運転しやすくコストも抑えられる「軽自動車のキャンピングカー(軽キャン)」は特に人気です。

そこで、今回の記事では「軽自動車のキャンピングカーを新車で購入する場合」をテーマに解説します。市場相場や維持費、メリット・デメリット、選ぶ際のポイントなどについて幅広く紹介しています。

特に1~3人での車中泊旅行に興味がある人は、ぜひ参考にして下さいね。


軽自動車キャンピングカーは新車でも値段・維持費が格安

最初に、軽自動車のキャンピングカー(軽キャン)の基本情報について紹介します。

軽キャンピングカーの市場相場は200~400万円

軽自動車のキャンピングカー(軽キャン)の新車でビルダーから購入した場合の市場相場は、約200万~400万円が一般的です。
全体的に、軽バンコン(軽バン・ワゴンベース)よりも、軽キャブコン(軽トラベース)のほうが費用が高額になりやすい傾向です。

軽自動車キャンピングカーは維持費がリーズナブル

軽自動車キャンピングカーは、分類は「軽自動車」です。そのため、様々な維持費を安く抑えられます。

軽自動車税:10,800円、1年に1度
自動車重量税:一律6,600円(年間)、2年に1度の車検ごと
自賠責保険(24ヶ月):17,540円
自動車保険(任意保険):保険料・保障内容による

また、タイヤなどの消耗品やメンテナンス費用、高速道路の料金なども、普通車よりもリーズナブルです。

参考:自賠責保険料一覧(2024年7月現在)(くるなび)

キャンピングカーの車検内容・費用についてはこちらの記事で詳しくご紹介していますので、ぜひ合わせてご覧ください。
「【キャンピングカーの車検】費用や期間、基準まで詳しく解説」

費用が安い軽キャンピングカーは手軽なキャンプにぴったり

軽自動車のキャンピングカー(軽キャン)は、以下のような人に特におすすめです。
・キャンピングカーを初めて購入する。
・できるだけ費用を抑えたい。
・1~3人ほどの少人数で車中泊がしたい。
・近場で、少ない荷物で手軽にアウトドアを楽しみたい。

軽キャンは、まさに「手軽にキャンプを楽しみたい」という人にぴったりの車両です。


軽自動車キャンピングカーのメリット・デメリット

軽自動車のキャンピングカー(軽キャン)のメリット・デメリットも押さえておきましょう

メリット【1】運転しやすい

軽自動車のキャンピングカー(軽キャン)の最大のメリットは、「運転しやすさ」です。
軽自動車は長さ3.40m以下、幅1.48m以下、高さ2.00m以下の規格内に収めるよう定められていますが、キャンピングカーも同様です。

内装のみを車中泊仕様にした「軽バンコン」はもちろん、荷台に居住空間を搭載している「軽キャブコン」もこのサイズ内なので、とてもコンパクトで小回りが利き、誰でも運転しやすいことが魅力です。

メリット【2】車両費・維持費が安い

メリット【2】車両費・維持費が安い軽自動車のキャンピングカー(軽キャン)をビルダーから新車で購入した場合の市場価格は、約200万~400万円です。
通常のキャンピングカーが400万~1,000万円、さらに大型のモデルはそれ以上かかることが一般的です。軽キャンはおよそその半額以下で購入できます。

また、分類は「軽自動車」なので、各種の維持費を安く抑えられることも大きなメリットです。

デメリット【1】最大2名がベスト

軽自動車のキャンピングカー(軽キャン)のデメリットは、大人数での車中泊には向かないことです。1~3人で利用するカーオーナーが多いようです。
また、キッチンや冷蔵庫なども搭載できますが、通常サイズの車両に比べるとかなり小さくなります。

4人以上での車中泊を予定している場合は、ポップアップルーフの軽自動車か、もしくは通常サイズ以上を選ぶことをおすすめします。

デメリット【2】走行性能は劣る

軽自動車は排気量660cc以下に定められているため、通常サイズの車両に比べると走行性能は劣ります
キャンピングカーは居住部分やキャンプ道具などを搭載している分、車体が重くなりやすいので、場合によってはパワー不足やスピード不足を感じるかもしれません。高速道路や上り坂などではスピードが下がりやすくなります。
遠距離まで旅行する予定のある人や、スピードやパワーを求める場合は、軽自動車以外を選ぶことをおすすめします。

軽自動車キャンピングカーのメリット・デメリットについてはこちらの記事でさらに詳しくご紹介していますので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
「軽キャンピングカー購入で失敗!?後悔しないための5つのポイント」


軽自動車キャンピングカーを新車で購入!チェックするポイントは?

軽自動車のキャンピングカー(軽キャン)を実際に新車で購入する際、特に大切なポイント3つを紹介します。

【1】ベース車両の特徴をしっかりチェック

軽自動車のキャンピングカー(軽キャン)は、大きく分けて2種類のベース車両があります。それが「軽バンコン」と「軽キャブ」です。

軽バンコン
軽バンやワゴンをベースにしたキャンピングカーです。内装のみの改造なので、運転がしやすく、費用を抑えやすい一方、居住部分は狭くなります。

軽キャブ
軽トラの荷台に居住部分を搭載したキャンピングカーです。天井や幅が広く、軽バンコンよりも快適に過ごせるでしょう。デメリットは、その分費用が高くなりやすいこととです。

近年、軽自動車での車中泊人気が高まっているため、軽バンコンも軽キャブもどちらも様々なモデルが販売されています。
ベースになる車両は後から変えられないので、サイズや走行性能、基本装備やアクセサリーなど、気になるモデルは隅々まで見比べましょう。

【2】レイアウトは「自分のこだわり」で変わる

軽自動車のキャンピングカー(軽キャン)のレイアウトは、「自分のこだわり」で大きく変わります。

「自分のキャンピングカーが欲しい」と思ったら、まずは様々な現役カーオーナーの動画や体験記などに目を通してみて、「実現したいこだわり」についてじっくり考えてみましょう。レンタルカーで物足りなさを感じたことも、大きなヒントになります。
ベッドの快適さ、豊富な電化製品、ポップアップルーフの開放感、長距離の走行、ワークスペースなど、理想のキャンピングカーは本当に人それぞれです。

その上で、新車で軽キャンピングカーを購入する際にはぜひ専門業者であるビルダーに相談してみて下さいね。

【3】安心・安全・理想の車両購入には「ビルダー」がおすすめ

「ビルダー」とは、普通自動車を仕入れ、キャンピングカーに加工・改装する専門業者のことです。大半の現役カーオーナーが、このビルダーから購入しています。

キャンピングカーは、駐車時に車内で過ごすことも考える必要があります。車両の壁一枚を隔てたところは「外」なのです。
人けのない場所で事故や悪天候、犯罪などが起きるかもしれないことを考えると、軽キャンピングカーを新車で買う際にはノウハウのあるビルダーでの購入・製作がおすすめです。

ビルダーはそれぞれ、得意としているデザインや仕様などが異なります。自分好みの車両を手に入れるには、各ビルダーの特徴をしっかり見比べてみましょう。
そして、できるだけキャンピングカーの国内シェア率が高く、実績・台数などが豊富な業者を選ぶことをおすすめします。

軽キャンピングカーの特徴や選び方についてはこちらの記事でさらに詳しく解説しています。人気ランキングもご紹介していますので、ぜひ合わせてご覧ください。
「軽キャンピングカーの魅力は?人気ランキングをチェック!」


まとめ:新車も手軽な軽自動車キャンピングカーを楽しもう

軽自動車のキャンピングカー(軽キャン)は、「気軽に車中泊やキャンプをしたい」と考えている人にぴったりの車です。
購入費・維持費ともに他の車種に比べてとても安く、運転も小回りが利きます。また、タウンユースしやすいこともメリットです。

現在、軽自動車は数多くのモデルが販売されています。ですが、車中泊に適している、現役カーオーナーに人気がある、となるとかなり数が絞られてきます。
様々なカーオーナーの体験記やビルダーのサイトなどを見ながら、まずは自分のこだわりと一致するベース車両をゆっくり探してみて下さいね。

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