乗り心地が魅力?フィアット・デュカトベースのキャンピングカーについて
公開日:2022年4月28日 2024年9月19日 更新- カテゴリー:
目次
日本でも多くのキャンピングカーが販売されていますが、日本にいながらヨーロッパのキャンピングカーを購入することも可能です。ヨーロッパのキャンピングカーの大きな特徴として、多くのモデルがベース車に「フィアット・デュカト」を採用している点が挙げられます。
今回は、ヨーロッパのキャンピングカーに多く採用されるフィアット・デュカトについてご紹介します。
キャンピングカーのベース車について
そもそもキャンピングカーとは、メーカーがイチから作り上げているのではなく、既存の自動車を架装して作り上げるのが一般的です。そのため、ほぼすべてのキャンピングカーにはベース車というものがあり、キャンピングカービルダーが工夫を凝らしてさまざまなモデルを作っています。
日本のキャンピングカーのベース車としては、「トヨタ・ハイエース」が有名です。バンコンと呼ばれるタイプのキャンピングカーの多くがハイエースをベース車に採用しており、商用車ならではの車内スペースの広さを活かした作りをしています。
また、キャブコンと呼ばれる大型のキャンピングカーでは、「トヨタ・カムロード」が多く採用されています。カムロードはキャンピングカー専用の車両で、最初から運転席部分以外がありません。キャンピングカービルダーはここに独自のシェルを架装し、「動く家」とも言えるような大きなキャンピングカーを作っていきます。
日本でも所有者数が増加しているキャンピングカーですが、広大な土地があるアメリカやヨーロッパではさらに一般的です。ヨーロッパには多くのキャンピングカービルダーが存在していますが、その多くのモデルが「フィアット・デュカト」をベース車にしています。
ヨーロッパ産キャンピングカーのベース車「フィアット・デュカト」
フィアット・デュカトは、イタリア生まれのバンタイプの自動車です。その洗練された外観とカスタム性のある内装、高い走行性能から、キャンピングカーのベース車としてだけでなくデュカト本体もヨーロッパで大きな人気を獲得しています。
デュカトは中身だけを架装し外観は変わらないバンコンタイプ、運転席のあるキャブ部分を残して後ろ部分に大きなシェルを架装するキャブコンタイプ、ほとんど作り変えてしまうセミフルコンタイプなど、さまざまなキャンピングカーのベース車になります。
なお、バンコンはヨーロッパではクラスB、キャブコンはクラスCと呼ばれます。
どのようなキャンピングカーに使用されている?
ここでは、フィアット・デュカトが実際どのようなキャンピングカーに使用されているのかについてご紹介します。
どのようなキャンピングカーに使用されている?
ここでは、フィアット・デュカトが実際どのようなキャンピングカーに使用されているのかについてご紹介します。
ローラーチーム「LIVINGSTONE 5」
イタリアのキャンピングカービルダーであるローラーチームが手掛けているのが、デュカトをベースにしたバンコンである「LIVINGSTONE 5」です。
LIVINGSTONE 5の乗車定員は4人で、就寝定員は4人と子ども1人。広々としたデュカトの車内を使いやすく架装し、運転席と助手席を回転することで作るダイネット(リビングスペース)、2口コンロを備えるギャレー(キッチンスペース)などを備えます。
デザイン性も優れており、白を基調としたデザインや間接照明などで快適な空間を演出しています。
キャンピングカーとしてのテクノロジーも惜しみなく使われており、断熱性の高いボディで暑い夏や寒い冬でも快適に過ごせます。また防音性も高く、走行中や夜間の外部からの物音をしっかり抑えてくれます。
フジカーズジャパンで取り扱っているLIVINGSTONE 5は、日本での使用を想定したJエディション。
LIVINGSTONE 5について詳しくはこちら
ローラーチーム「LIVINGSTONE KJ」
「LIVINGSTONE KJ」は、同じくローラーチームが手掛けているデュカトベースのバンコンです。
上記のLIVINGSTONE 5は全長が5,995mmとなっていますが、LIVINGSTONE KJは全長5,410mmのショートボディを採用しており、ヨーロッパほど道路の広くない日本によりマッチしたモデルになっています。ハイエースのスーパーロングボディは全長が5,380mmで約2cmほどしか変わらないのも乗りやすさの秘密です。
ショートボディを使いつつもデュカトの車内の広さを活かしたレイアウトは健在であり、イタリア仕様の高い質感も魅力の1つです。乗車定員・就寝定員は4人で、トイレルームなどさまざまな使い方ができるマルチルームを備えています。
フジカーズジャパンで取り扱っているのは、同じく右ハンドルを備えたJエディションです。
オプション品も充実しているので、自身の使い方に合ったキャンピングカーをカスタムできます。
LIVINGSTONE KJについて詳しくはこちら
エースキャラバンズ「565シリーズ」
スペインのキャンピングカービルダーである「エースキャラバンズ」が手掛けているのが、デュカトをベースにしたキャブコン「565シリーズ」です。
565シリーズはキャブコンのため、運転席のあるキャブ部分を残して大きなシェルが架装されており、まるで小さな家で過ごしているかのような広い車内スペースを実現しています。
「565LD」が乗車・就寝定員6人、「565CD」が乗車・就寝定員4人となっていますが、電動プルダウンベッドを備えるなどしてスペースを確保しており、快適に過ごせます。
フジカーズジャパンで取り扱っている565シリーズは同じくJエディションであり、カセットガスを使用できる2口コンロや水回りの充実など、細かいところまで日本仕様となっています。
565シリーズについて詳しくはこちら
フィアット・デュカトの乗り心地について
フィアット・デュカトがヨーロッパのキャンピングカービルダーから絶大な人気を得ている理由の1つが、快適な乗り心地にあります。
デュカトの足回りは広いヨーロッパを走り回るためのチューニングが施されており、高速道路でも安定した走行を楽しめます。
また、ブレーキ性能が高く安心感が高いのも魅力です。雪道をスタックせずに走るための機能も備えており、アウトドアシーンで使いたいキャンピングカーとして申し分ない性能を備えています。
なお、性能が高くても機能を過信せず、安全運転を心がけることが大切です。
フィアット・デュカトが日本上陸
ヨーロッパで絶大な人気を誇るフィアット・デュカトですが、2022年の下半期に日本での販売が開始されると告知されています。
日本の同様の車両としては冒頭でもご紹介したようにハイエースがよく知られており、キャンピングカーのベース車としても人気です。
デュカトはハイエースよりもさらに大型の商用バンとなるため、今後日本のビルダーがデュカトを使ったキャンピングカーを開発することになれば、これまでとは違ったキャンピングカーが生まれるかもしれません。
さらに乗り心地を良くするためには?
フィアット・デュカトは高い走行性能が特徴であり、キャンピングカーとして重いシェルや多くの荷物を積んでも快適な走行が楽しめます。
一方で、さらに走行性能を高めてスポーティな走りも楽しみたいという場合は、ホイールのインチアップがおすすめです。
インチアップとは、純正タイヤよりも大きめのホイールに変更することを指します。これによりタイヤもワイドタイプを装備することになり、結果として接地面が広くなり、走行性能の改善が期待できます。
なお、純正とは違うタイヤを装備する場合は、空気圧について気をつけなければなりません。
タイヤの空気圧については以下のページにて詳しくご紹介しているので、ぜひあわせてご覧ください。
知れば簡単!キャンピングカーの安全性を高めるタイヤの空気圧
フィアット・デュカトベースのキャンピングカーも検討しよう
キャンピングカー人気が高まっている日本では多くのタイプのキャンピングカーが販売されていますが、ヨーロッパ製のキャンピングカーには日本製にはない魅力があります。フィアット・デュカトをベース車にしたキャンピングカーは広い車内スペースや快適な走行性能が魅力なので、キャンピングカー選びの際に候補の1つとしていかがでしょうか。
その他の輸入キャンピングカーについて知りたい方は、以下のページもあわせてご覧ください。
メルセデス・ベンツも?注目したい輸入キャンピングカー
フジカーズジャパンにおける輸入キャンピングカーのラインナップは以下からご確認いただけます。
輸入キャンピングカーラインナップ
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