メルセデス・ベンツのキャンピングカーは高級?特徴や魅力、値段についてご紹介

キャンピングカーコラム

メルセデス・ベンツのキャンピングカーは高級?特徴や魅力、値段についてご紹介


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メルセデス・ベンツのキャンピングカーは高級?特徴や魅力、値段についてご紹介
メルセデス・ベンツといえば日本では高級車メーカーとしてよく知られていますが、商用車やそれをベースにしたキャンピングカーも製造・販売しています。
また、ベンツの商用車をベースにキャンピングカービルダーが製造しているモデルもあります。

今回は、そんなベンツのキャンピングカーの特徴や値段、代表的な車種についてご紹介します。最後には、海外のキャンピングカービルダーもご紹介していますので、輸入車に興味がある方は是非ご一読ください。


大型で内装が豪華!ベンツのキャンピングカーの値段・種類

大型で内装が豪華!ベンツのキャンピングカーの値段・種類
スリーポインテッド・スターのロゴが特徴的なメルセデス・ベンツは、日本でよく知られている高級車の他に商用車やキャンピングカーも製造しています。

ベンツのキャンピングカーは大型でラグジュアリー

ベンツのキャンピングカーは乗用車と同じように高級志向に近く、ベンツの商用車をベースに作られたキャンピングカーの中には2,000万円を超えるものも存在します。
その大きさやラグジュアリーな内装はキャンピングカーの中でも屈指で、いつかは乗りたいと思わせてくれる「キャンピングカーの理想」とも言えるかもしれません。

ベンツはヨーロッパ製キャンピングカーのベース車としても人気

ベンツでは自社でもキャンピングカーを製造していますが、商用バンやトラックも販売しており、専門のキャンピングカービルダーがこうしたベンツの車をベースに製造しているモデルも多くあります

ベンツと同じドイツを拠点にしているビルダー「ハイマー」が特によく知られておりベンツの大型商用バン「スプリンター」をベースにしたキャンピングカーなどを販売しています

基本的にサイズが大きいため値段も高い

ヨーロッパのキャンピングカーは日本製に比べて大きい傾向にあり、ベンツのキャンピングカーもその例に漏れません。
道路が広くない日本では軽自動車をベースにした日本ならではの「軽キャンパー」が発達していますが、国々を横断し広い土地を旅するヨーロッパでは長距離移動にも耐えうる大型のキャンピングカーが主流です

中でもベンツの車をベースにしたキャンピングカーは洗練されたデザインや操作性などを備えており、値段は高くなる傾向にあります。中には、乗用車を1台格納して持ち運べるような車両サイズのキャンピングカーもあります。

ベンツにはバンサイズのキャンピングカーもある

大きなキャンピングカーが主流ではありますが、ベンツのキャンピングカーにはバンサイズのモデルもあります
バンサイズでも日本の代表的な商用バンである「ハイエース」に比べると大きく感じますが、日本でも比較的扱いやすいと言えます

高級キャンピングカーの特徴と価格についてはこちらの記事もご参考ください。
高級キャンピングカーは便利でラグジュアリー!特徴や価格について解説


マルコポーロやハイマーが有名!ベンツのキャンピングカー8選

ここからは、メルセデス・ベンツが手掛けているキャンピングカー、ベンツの車をベースに作られたキャンピングカーについてご紹介します。

V 220 d Marco Polo HORIZON

V 220 d Marco Polo HORIZONベンツのミニバンである「Vクラス」をベースに、ベンツ自身が製造しているのが「V 220 d Marco Polo HORIZON」(マルコポーロ・ホライゾン)です。

V 220 d Marco Polo HORIZONマルコポーロ・ホライゾンは、日常も週末もラグジュアリーに楽しむために作られたキャンピング仕様のアウトドアミニバン。座席を倒すことでフラットシートにできる、ポップアップルーフにより車内で立って過ごせるようになるなどキャンピングカーらしい仕様を備えています

また、マルコポーロ・ホライゾンはスマートフォンや音声で制御が可能な点も特徴です。バッテリーやタンクの残量をスマートフォンから確認したり、音声でエアコンや目的地設定の操作ができたりと最新の設備を備えています

マルコポーロ・ホライゾンは日本でも展開しており、日本で購入すれば右ハンドル仕様となっています

Marco Polo 新仕様

上記のマルコポーロ・ホライゾンは2018年に日本で導入となりましたが、2022年7月、マルコポーロ・ホライゾンの新仕様が導入されると発表されました。
新仕様では性能が大きく変わるわけではなく、大きな目玉は内装の新しいカラーリングになります。追加されるのは「アンスラサイト」と「ブルー」で、車内の家具はもちろんピラーなども同色で統一されるようになります。

他には、「アーバン・ガード」と呼ばれる盗難防止システムが全グレードで導入されるなど、いくつかの変更点があります。

マルコポーロ・モジュール

上記のマルコポーロ・ホライゾンとは別の仕様で、ベンツには「マルコポーロTクラス」がラインナップされています。
Tクラスは小型のミニバンタイプの車ですが、オプションの1つである「マルコポーロ・モジュール」を付けることでキャンピングカー仕様にすることができます。マルコポーロ・モジュールは簡単に取り付け・取り外しが可能なオプションで、アウトドアに繰り出すときだけ取り付けできる仕様です。

マルコポーロ・モジュールには、例えばベッドユニットが含まれており、大人2名がマットレス付きのベッドで快適に眠れるようになります。

エアストリーム・インターステート

ベンツの大型商用バン「スプリンター」をベースにした高級キャンピングカーです。シルバーボディのキャンピングトレーラーでよく知られるアメリカの「エアストリーム」が製造したキャンピングカーで、豪華な内装や充実した家具・家電を備えています

エアストリーム・インターステートは、バンでありながら中で立って移動できるほど巨大。日本のバンコンやキャブコンとも違ったスタイルで、多くの人の目を惹くインパクトがあります。

革張りのシートを始め内装も豪華に作られており、ラグジュアリーなバンライフを過ごせるキャンピングカーだと言えるでしょう。

ハイマー・ML-T580 4WD

ドイツのキャンピングカービルダー「ハイマー」が手掛けた、スプリンターをベースにしたキャンピングカーです。

上記のエアストリーム・インターステートとは違い、ML-T580 4WDは運転席部分を残して専用のシェルを架装したキャブコンタイプ。全長6,990mm、全幅2,290mm、全高2,960mmという巨大な車体となっており、まるで高級ホテルの1室かのような内装に仕上がっています
値段は2,000万円を超えますが、世界中から注文が入るほどの人気を博しています。

コンコルド・センチュリオン 1200 GST

想像を絶する大きさを誇るのが、コンコルドの手掛ける「センチュリオン 1200 GST」です。ベンツのトラック「アクトロス」をベースに作られたキャンピングカーですが、全長は12mに達し、なんと乗用車を1台収納して走ることができます
こうした巨大で超高級なキャンピングカーはライナークラスと呼ばれ、このセンチュリオン 1200 GSTもオプション別で8,000万円を超えます。

ハイマー・BMC-T600

ベンツのスプリンターをベースに、ハイマーが手掛けた大型のキャンピングカーです。上記の「ML-T580」と同様、運転席部分はベンツのスプリンターのものを残し、後部座席部分をキャンピングカー仕様に架装しています。
高級感のある家具や機能的なレイアウトを実現しており、車内スペースを広々と利用できます。全長は7,149mm、全幅は2,290mmと、ML-T580よりもさらに大型です。

Erwin Hymer Group・Venture S

ドイツのキャンピングカービルダーであるErwin Hymer Groupが手掛けているのが、オフロード仕様にカスタムされた「Venture S」です。Venture Sはベンツの大型バンであるスプリンターをベースにしていながら、オフロード仕様を追求しつつ2人乗りに割り切っている点が特徴です。
太陽光をふんだんに取り入れられる窓のレイアウトや、大容量のサブバッテリーなど、他には見られない仕様も多く搭載されています。


ベンツ以外の海外キャンピングカービルダー5選

ベンツ以外の海外キャンピングカービルダー5選
ここまでメルセデス・ベンツのキャンピングカーをご紹介してきましたが、海外には他にも多くのビルダーがあります。ここでは、代表的なビルダーについてご紹介します。

ローラーチーム

ローラーチームは、イタリアに拠点を構えるビルダーです。イタリアで17%のシェアを持つなどヨーロッパを代表するビルダーであり、高品質なキャンピングカーを多数販売しています。
日本ではフジカーズジャパンが正規代理店となり、販売を行っています。

ローラーチームのラインナップはこちらをご覧ください。

エースキャラバンズ

エースキャラバンズは、スペインに拠点を構えるキャンピングカービルダーです。最新の技術を惜しみなく投入している他、家具をすべて自社工場で製造するなどのこだわりがあります
エースキャラバンズではキャブコンタイプやキャンピングトレーラーなどをラインナップしており、フジカーズジャパンが正規代理店として販売しています。

エースキャラバンズのラインナップはこちらをご確認ください。

アドリア

アドリアは、スロベキアに拠点を構えるキャンピングカービルダーです。バンコンタイプ、キャブコンタイプ、キャンピングトレーラーを手掛けており、日本でも購入できます。
ヨーロッパのビルダーらしく大型でラグジュアリーなモデルが多く、キャブコンタイプの中でも最も小さい「COMPACT」で全長が5,999mmから6,990mmがあります

エアストリーム

エアストリームは、アメリカに拠点を構えるビルダーです。丸みを帯びたシルバーボディのトレーラーが有名であり、日本でもキャンプ場などに設置型として置かれているものを目にします
広大な土地のアメリカを旅するために、頑丈で大きなトレーラータイプのキャンピングカーを製造している点が特徴です。

ウィネベーゴ

ウィネベーゴは、同じくアメリカに拠点を構えるビルダーです。エアストリームと同じく巨大なボディのキャンピングトレーラーを多く手掛けており、アメリカのトップビルダーとして知られています。
多くのモデルは停車中に車内スペースを拡張できるスライドアウト機構を備えており、とにかく広くラグジュアリーに作られています

ヨーロッパ、アメリカのキャンピングカーについてはこちらの記事で詳しくご紹介していますので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
「輸入車ならではの魅力がある!アメリカ・ヨーロッパのキャンピングカー」


メルセデス・ベンツのキャンピングカーも見てみよう

ご紹介してきたように、メルセデス・ベンツの車をベースにしたキャンピングカーには国産車にはない魅力が詰まっています。海外のキャンピングカーに目を向けてみると、日本にはない視点のモデルが多く見つかるので、キャンピングカー選びの際はぜひ海外製にも目を向けてみてください

その他の輸入キャンピングカーについて知りたい方は、以下のページもあわせてご覧ください。
メルセデス・ベンツも?注目したい輸入キャンピングカー

フジカーズジャパンにおける輸入キャンピングカーのラインナップは以下からご確認いただけます。
輸入キャンピングカーラインナップ


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