車内でも楽しい!キャンピングカーでテレビを見る3つの方法

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車内でも楽しい!キャンピングカーでテレビを見る3つの方法


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冷蔵庫や電子レンジなどがキャンピングカーに設置する代表的な家電ですが、キャンピングカーにはテレビを設置することもできます。今回は、キャンピングカーにテレビを設置する3つの方法についてご紹介します。


キャンピングカーにテレビを設置するメリット

キャンピングカーは快適に車中泊できるように作られた車であり、アウトドアの楽しさを加速させてくれます。その一方で、ベッドを始めとした居住性も追求されており、さまざまな家具や家電を設置することが可能です。キャンピングカーにテレビを設置すると、どのようなメリットがあるでしょうか。

雨が降っても楽しめる

せっかくスケジュールを組んでアウトドアに繰り出したとしても、悪天候により思うように遊べないことは十分にありえます。キャンピングカーにテレビがあれば、車内で過ごさざるを得ないときでも楽しく余暇を過ごすことができます。

日常生活に近い生活ができる

キャンピングカーはしばしば「タイヤを付けて走れるようにした家」と表現され、英語ではモーターホームと呼ばれます。車体が比較的小さいキャンピングカーだと家と言うには不十分ですが、家に近い居住性があるのがキャンピングカーの魅力です。車内にテレビを設置しておくと、日常生活と近い環境で旅行ができるため、リラックスして過ごすことができます。特に長期間の旅行に行く場合に、テレビは活躍する機会が多くなるでしょう。

場所によっては周りを気にせず視聴が楽しめる

人によっては、アパートやマンションに住んでいるために普段はあまり大きな音を出せないという方も多いのではないでしょうか。
キャンピングカーであれば、周りに他の人があまりいない場所へ行くことで大音量でテレビを楽しめるというメリットがあります。設備を整えれば、お気に入りの映画を大画面・大音量で見るといった楽しみ方も可能です。


キャンピングカーでテレビを見る3つの方法

キャンピングカーでテレビを見る方法は、主に3つあります。

1つは、車体にアンテナを設置して家庭用テレビを車内に持ち込み、テレビ電波を受信する方法です。多少手間がかかりますが、家のリビングと同じようにテレビを楽しめます。

1つは、ディスプレイとカーナビをつなぎ、カーナビの映像を引っ張ってくる方法です。アンテナを張るより手軽にテレビを見ることができます。

最後の1つは、インターネット配信を利用する方法です。厳密にはテレビではないですが、好きな映像コンテンツを楽しめます。


①アンテナを張ってテレビ電波を受信する

家庭でも使うようなアンテナをキャンピングカーに設置することで、車内でもテレビを楽しめるようになります。テレビは薄型のタイプが多く出ているので、車内スペースに合わせたサイズのものを選べます。チューナー内臓のテレビを使えば、アンテナとブースターがあればテレビ番組を視聴できます。

アンテナは地上波、BS、CSとそれぞれ別のアンテナが必要であり、BSやCSを見たい場合はキャンピングカー上部に設置する必要があります。アンテナには無指向性と指向性があり、自動追尾するタイプの指向性アンテナは高価ですがどの地域でも自動で電波を受信してくれます。無指向性も特に調整の必要はありませんが、受信の感度は落ちます。

もっと手軽にテレビを見たい場合は、フィルムアンテナ付きの車載用のチューナーを用意する方法があります。家庭用のテレビを持ち込む場合は100Vの電源が必要であり、サブバッテリーとインバーターを使って電源供給する必要がありますが、車載用のチューナーであればシガーソケットからの12Vの電源でテレビを視聴できます

この場合、チューナーとディスプレイが一緒になったタイプ、チューナーだけ独立していてディスプレイは別で選ぶタイプの2つの選択肢があります。大きい画面でテレビを見たい場合は、ディスプレイを別で用意すると良いでしょう。

アンテナからテレビ電波を受信する際、テレビにチューナーが内蔵されている場合とチューナーが独立している場合で見るまでの手順が異なります。
テレビにチューナーが内蔵されていればリモコンは1つで、家で使うのと同じ感覚で使うことができます。
チューナーが独立している場合は、テレビとチューナーのリモコンが計2つあり、テレビのほうではチューナーとの接続方法に合わせて「入力1」や「HDMI」などの入力方法を選びます。そして、チューナーのリモコンで見たい番組を選局します。

なお、感度の高い自動追尾型の指向性アンテナを使う場合でも、どこにいてもテレビ電波を受信できるわけではありません。リアルタイム視聴にこだわらないのであれば、家で録画した番組やDVD/BDを見て楽しむという選択肢もあります。


②カーナビから映像を引っ張る


テレビを閲覧できるカーナビを搭載している場合は、カーナビからディスプレイへ映像を引っ張り、大きな画面でテレビを見ることができます

テレビを閲覧できるカーナビは、その時点でフィルムアンテナがセットになっています。そのため、アンテナを新たに設置しなくてもテレビを見ることが可能です。

ただし、カーナビは通常メインバッテリーから電源を供給しているため、エンジンが停止していると見ることができません。停車中にテレビを見たい場合は、メインバッテリーとサブバッテリーの両方から電源を取れるように切り替えスイッチを取り付ける必要があります。市販されているので自分で取り付けることもできますが、難しければ販売店などに相談しましょう。

また、カーナビで使用しているフィルムアンテナの感度はそこまで強くないため、電波の弱いところへ行くと映らない可能性が高くなります。


③インターネット配信を利用する


近年はテレビ番組のインターネット配信が活発であり、配信サービスも多くの種類があります。こうしたインターネット配信を利用すれば、テレビの電波を受信しなくても番組を楽しむことができます

インターネット配信でテレビを見る場合は、スマートフォンが1台あれば電波を拾うことができるので、見るまでの手順はとても簡単です。ノートパソコンで見たり、スマートフォンの映像をテレビに映したりすることで大きな画面で楽しむこともできます。

インターネットを利用する場合、配信サービスにはテレビ番組だけでなく限定コンテンツも多くあり、映像コンテンツの幅が広いというメリットもあります。また、YouTubeなどの動画サイトを大画面で楽しむということも可能です。

ただしインターネット配信でテレビ番組を見るには膨大な通信量を必要とするため、スマートフォンの契約内容によってはすぐに通信量の上限に到達してしまうこともあります。プランや通信量をよく確認しておきましょう。なお、Wi-Fiが受信できる場所であればWi-Fiを利用する方法もあります。


旅先でもテレビを楽しもう

上記にてご紹介した3つの方法にて、キャンピングカーでもテレビを楽しむことができます。雨が降ってもキャンピングカーの中で余暇を楽しめるなど、テレビがあることでキャンピングカー旅が充実することもあるため、自身のキャンピングカーの使い方を考えつつテレビの設置を検討してみてください。

テレビの他にも、キャンピングカーにはいろいろな家電を設置して家での生活に近い環境を作ることができます。ベッドや電子レンジ、シャワー、キッチンなどキャンピングカーの装備に関するコラムが他にも多数あるので、装備について気になることがあれば以下のページからご覧ください。
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