自由な働き方を実現!キャンピングカーをオフィスとして使うメリット
公開日:2022年2月11日 2023年7月4日 更新- カテゴリー:
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キャンプや釣り、スキーなど、レジャーに使うイメージの強いキャンピングカーですが、近年はオフィスとして利用するケースが増えてきています。
今回は、キャンピングカーをオフィスとして利用することにどのようなメリットがあるのかについてご紹介します。
オフィスとしても使えるキャンピングカー
近年は新型コロナウイルスの影響もあり、テレワークが浸透してきています。テレワークの手段のひとつとして注目を集めているのが、キャンピングカーです。
キャンピングカーとは?
キャンピングカーとは、車内にベッドやソファ、テーブルなどの家具を装備し、家のように使えるようにした車を指します。特に車中泊することに特化しており、オートキャンプ場などで快適な睡眠を取ることができます。
一般的な車でも車中泊はできますが、眠るためには作られておらず、疲れを十分に取ることは難しいでしょう。
キャンピングカーであればフラットなベッドを利用でき、またオプションの選択でエンジンを切ったまま使えるエアコンやヒーターを装備できるので、季節を問わず快適な車中泊が可能です。
ベッドの他には、シンクや冷蔵庫などを備えたギャレー、ソファとテーブルから構成されるダイネットを備えているのが特徴です。比較的小型のキャンピングカーでは、走行中は座席として使用し、停車中にレイアウト変更を行ってダイネットスペースを作ります。
広がるオフィスとしての利用
このようにキャンピングカーはレジャー利用が主な用途ですが、テレワークが浸透してきたことでオフィスカーとしての利用も増えてきています。
小規模な会社であれば、キャンピングカーをひとつのオフィスとして利用することが可能です。外部の人と会うことなく車内で仕事ができ、場合によっては営業車としても利用できます。
場所にとらわれない働き方をしているノマドワーカーにも、キャンピングカーは選ばれています。好きな場所で仕事ができる他、自宅の駐車場で離れのように使うことも可能です。
キャンピングカーをオフィスとして使うメリット
キャンピングカーをオフィスとして利用することで、以下のようなメリットがあります。
誰にも邪魔されずに仕事ができる
不特定多数の人が集まるオフィスではなかなか仕事に集中できないことがあっても、キャンピングカーであれば誰にも邪魔をされずに仕事に集中できます。ダイネットを展開すればテーブルとソファがあり、冷蔵庫やWi-Fiルーター、コーヒーメーカーなども車内で使えるので、快適な仕事環境を整えることが可能です。集中が切れたら、ベッドで仮眠もできます。
また、感染症対策の観点では、3密を避けられるというメリットもあります。
好きな場所で仕事ができる
どのような仕事をしているかによりますが、キャンピングカーをオフィスカーとして利用すれば場所の制限はなくなります。自宅の駐車場に置きながら自室とは別のスモールオフィスとして使うこともできれば、風の気持ち良い海辺に行ってリラックスしながら仕事することもできます。
長期間のワーケーションも可能になる
仕事と余暇の境目を再定義し両方に良い影響をもたらす「ワーケーション」にも、キャンピングカーは最適です。
どこでも仕事ができるキャンピングカーであれば、出勤時間や退勤時間は基本的に存在しません。例えば、オートキャンプ場へ乗り入れてから仕事を開始し、必要な業務を終わらせたらすぐにキャンプを楽しむといった使い方ができます。
自宅のような過ごし方ができるキャンピングカーであれば、仕事をこなしつつ長期間の旅行を楽しむといったことも可能です。
オフィス利用の際におすすめの装備
キャンピングカーを購入する際には、数あるオプションから取捨選択して自分だけのキャンピングカーをカスタムするのが基本です。レジャーとしてはもちろん、オフィスとしてキャンピングカーを使用したい場合は、以下のような装備に注目してみましょう。
サブバッテリー
キャンピングカーをオフィスとして使用する場合は、長時間車内で過ごすことになります。エンジンを切ったまま車内で多くの電化製品を使うためには、大容量のサブバッテリーが必要です。オプションでサブバッテリーを増設できれば、積極的に追加しましょう。
ソーラーパネル
上記のサブバッテリーは走行中に車のバッテリーから充電を行いますが、停車中でも充電ができるソーラーパネルがあるとなお安心です。
キャンピングカーのオプションとは別で、ポータブル電源や発電機を載せておくと仕事中のバッテリー切れをなくせるでしょう。
冷蔵庫
キャンピングカーをオフィスとして利用する際、あると便利なのが冷蔵庫です。冷たい飲み物を入れておいていつでも飲める他、キャンピングカーを営業車として利用する際には取り引き先に出す飲み物を保冷しておけます。
キャンピングカーをワーケーションとして利用し、仕事が終わればキャンプをするという場合でも冷蔵庫があると便利です。キャンピングカーによって搭載される冷蔵庫のサイズは異なるので、冷蔵庫にも注目してみてください。
オフィスとして使えるキャンピングカー
ここでは、オフィスとして使うのにおすすめのキャンピングカーを3つご紹介します。
ケイワークス「モバイルオフィスカー」
まさにオフィスとしての利用を想定して作られたのが、ケイワークスの手掛ける「モバイルオフィスカー」です。
モバイルオフィスカーでは、通常のキャンピングカーで重視されるベッドなどの居住設備よりも、デスクや電源など仕事に関連する設備を重視して設計されています。
例えば、長時間電源を使用することを想定したリチウムイオンバッテリーや広々と使えるコの字型のデスク、アームで調整ができる大型モニターなどを搭載しています。
エアコンやヒーターなど車内で快適に過ごすための装備はそのままに、AC電源が多いといった工夫もあります。
トイファクトリー「MOBILITY UNIT HACO×HACO」
キャンピングカーとは違いますが、ハイエースに取り付けてキャンピングカーのように使用できるようにしたのがトイファクトリーの手掛ける「MOBILITY UNIT HACO×HACO」です。
MOBILITY UNIT HACO×HACOは、車内壁面にベースボードを取り付けることで、さまざまな役割のあるベースユニットを組み合わせて空間を自由にカスタマイズできる製品。仕事をするためのオフィスとして組み立てたり、休日のキャンプ仕様に組み立てたりと、シーンに合わせてレイアウトを変更できます。
FOCS ESPACIO+UP
FOCS ESPACIO+UPは、フジカーズジャパンが手掛けるハイエースベースのキャンピングカーです。FOCSはフジカーズジャパンのキャンピングカーシリーズであり、宮大工工法による丈夫な家具や北海道でも快適に過ごせるような断熱構造などを特徴としています。
FOCS ESPACIO+UPはFOCSの中でも大きなダイネットを備えたモデルで、大きなセンターテーブルを使うことでオフィス環境を整えることが可能です。天井のポップアップルーフを開けば、車内を広々と使うこともできます。
リラックスしながら仕事ができる
キャンピングカーはレジャー用途で発展してきた車ですが、その特徴からテレワークに利用するにもぴったりです。場所を選ばないキャンピングカーではリラックスしながら仕事ができ、リフレッシュにカフェに立ち寄るといった自由な働き方が実現できます。
テレワークで効率の良い働き方を目指す際には、ぜひキャンピングカーの導入をご検討ください。
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