キャンピングカー・車中泊用のカーテン取り付け方法と注意点

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キャンピングカー・車中泊用のカーテン取り付け方法と注意点


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キャンピングカー・車中泊用のカーテン取り付け方法と注意点車中泊をするキャンピングカーには、自家用車ではあまり使わないアイテムが重要になることがあります。カーテンもその一つです。
あまり馴染みがないこともあり、いざ選ぼうとしてもどこに注目して選べばよいのかわかりにくいものですよね。

今回の記事では、そんな「キャンピングカーの車中泊用カーテン」をテーマに幅広くまとめています
カーテンの役割や選ぶポイント、自分で取り付ける方法などのほかに、意外な注意点なども併せて紹介しています。ぜひ最後まで目を通してみて下さいね。


キャンピングカーにカーテンは必要?どんな役割がある?

カーテンは、キャンピングカーで車中泊する際の必須アイテムです。具体的にどのような役割があるのかをまずはしっかり押さえておきましょう。

役割【1】車内の様子が見えないようにする

キャンピングカーで使用するカーテンの最大の役割は、車内の様子が外から見えないようにすることです。
キャンピングカーはただでさえ普通の車よりも興味を持たれやすく、悪気がなくてもつい車内を見てみたくなってしまうものです。

そのため、車内に何人いるのか、性別は何か、何をしているのか、どのような物を積んでいるのか、といったことが外からわからないようにする必要があります。そうすることで、夜間にも安心して眠れるようになります。
女性1人の車中泊(ソロキャン)の場合は、特にこの点を重視するようにして下さい。

また、盗難に遭いやすいバッテリーやカーナビ、パソコンやカメラ、オーディオや財布などがわからないようにしっかりと隠しておくためにも、カーテンは大切です。

役割【2】車内温度の調節

キャンピングカーのカーテンには、車内温度を調節してくれる役割もあります
夏は直射日光を遮断し、車内が暑くなるのを防ぎます。その逆に、冬は寒気が車内に入り込むのを防ぎ、暖かさを維持してくれます。

そのため、普通の布製よりも、「断熱・遮熱」といった機能が明記されているものがおすすめです。

役割【3】外の光や音を遮る

RVパークやオートキャンプ場などの駐車場は、基本的には夜中にも電灯が灯っています。明るいと眠れない場合は、外の光をほとんど車内に通さない「遮光カーテン」がおすすめです。
遮光カーテンには、1級~3級まで3つの等級があります。車内を真っ暗にできる完全遮光や、日の光をうっすらと通すレベルなど、好みに合わせて選ぶことができます

夜間に就寝する際は、防犯の観点から外の様子を何となくでも把握しておきたい人もいますし、一切遮断してぐっすり眠りたい人もいます。
自分はどのような環境なら過ごしやすいのかを、ぜひ色々とイメージしてみて下さい


キャンピングカーのカーテン 選ぶ際のポイントは?

車中泊用に適したカーテンとして選ぶ際のポイントは、主に3つあります。

【サイズと厚さ】
カーテンの生地は、車内にいる人影が外から見えないものや、何をしているのかわからないものを選びましょう。特におすすめなのは、黒やグレーなどです。
また、夜間はわずかな隙間からでも車内の光が見えてしまうため、必ず窓よりも大きいサイズを選ぶことが大切です。

【断熱・遮熱】
キャンピングカーで夏場や冬場を快適に過ごすためには、断熱・遮熱機能のあるものがおすすめです。
夏の直射日光や外の温度、冬の寒気などをできるだけ車内に入れないカーテンにすることで、冷暖房の使用も抑えられます。

【遮光率や遮音率の高さ】
光が気になる人は、遮光率の高いカーテンを選ぶようにしましょう。最も優れているのは遮光1級ですが、あまりデザインのバリエーションがないデメリットもあります。

遮音率は、気になる人は耳栓を使う手もあるので、カーテン自体についていなくてもあまり問題はありません。


キャンピングカーのカーテンを自分で取り付けよう!

キャンピングカーのカーテンを自分で取り付けよう!キャンピングカーのカーテンは、誰にでも簡単に取り付けられます。3ステップで終わるので、ぜひやってみて下さいね。

STEP【1】設置場所と長さをチェック

カーテンを取り付けるにあたって、最初にすることは「長さを測る」と「設置場所の確認」の二つです。
カーテンレールやカーテンがどの程度必要になるのかを、しっかりと測っておきましょう。

ちなみに、カーテンレールの設置場所については、車種によってあらかじめ決められていることもあります。曖昧な場合は、発注したビルダーに確認するのもおすすめです。

STEP【2】カーテン取り付けに必要な道具は?

カーテンを取り付けるために必要なものは、下記の4つです。

・カーテン
・カーテンを留めるタッセルや紐
・カーテンレール(カットできる・曲げられる)
・ドライバーや両面テープなど、カーテンレールを留める道具

カーテンの生地が決まらない場合は、現役キャンピングカーオーナーが実際に使っているメーカーや商品などもぜひ参考にしてみて下さい。ブログやYouTubeなどで紹介されています。

カーテンレールは、最近では「自分で好みの長さにカットできる」「手でカーブ状に曲げられる」といったタイプも販売されています。運転席や後部座席といったカーブ状の場所にも自由に取り付けられるので、とても便利です。
曲がるカーテンレールの相場は、約2,000~3,500円です。

STEP【3】いざ自分で取り付け!

道具が揃ったら、実際にカーテンを取り付けます。
DIY向けの曲がるカーテンレールには、一般的にマグネットランナーが付属しています。ネジや両面テープなど、固定する方法は様々です。
ネジの場合、両面テープよりも多少取り付けるのに手間がかかりますが、外れにくいことがメリットです。
両面テープの場合、天井や壁などに押しつけるだけで済みますが、カーテンが重いと剥がれてきてしまうこともあります。

もっと手軽にカーテンを取り付けたい場合は、「吸盤付カーテン」や「マグネット付カーテン」がおすすめです。使わないときには取り外してしまっておくこともできます。
ですが、マグネット付カーテンは金属部分にしか取り付けられないので、その点には注意しましょう。


キャンピングカーのカーテン 注意点はある?

キャンピングカーでの車中泊をスタートする前に、2つ気をつけることがあります。トラブルにもなりかねないので、しっかりと確認しておきましょう。

【1】キャンピングカーのカーテン 車検に通る?

キャンピングカーのカーテンは、基本的にはつけたままでも車検に通ります。
ですが、車検場所によってその基準が異なることがあるので、自分の車両については事前によく確認しておきましょう。

ちなみに、サンシェードを直接窓に触れる状態のままにしていると、違法改造車と見なされ、車検に通らなくなってしまいます。注意しましょう。

【2】要注意!運転席のカーテンを閉めたままの走行は違反

運転席または助手席の窓にかかっているカーテンを閉めたままで走行することは、「道路交通法第55条第2項(乗車又は積載の方法)」の違反行為です。
後部座席の窓に関しては何も規制がないので、問題ありません。


まとめ:キャンピングカーのカーテン選びは「安全を買う」つもりで!

キャンピングカーのカーテンは、気候や犯罪といった様々なトラブルから身を守ってくれるとても大切な存在です。
安心して旅行に出発できるよう、少しクオリティの高いものを選ぶこともおすすめです。

カーテンを選ぶ際に大切なのは、「サイズ・厚さ・断熱」です。
サイズは窓よりも少し大きいものを選び、車内の明かりが完全に外から見えないようにしましょう。車内の様子が外から見えない厚さや素材であることも大切です。
そして、少しでも車内で快適に過ごすためには、断熱・遮熱効果のあるものがよいでしょう。

楽しいはずの車中泊も、犯罪や盗難などに遭ってしまっては台なしです。また、遮光や断熱などの機能がなく、十分な睡眠を取れない環境で過ごすのも危険です。
車中泊用のカーテンは、少しお金をかけてでも「安全を買う」という目的で選ぶことをおすすめします。

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