2人用のキャンピングカーとは?おすすめの車種を紹介
公開日:2024年9月13日- カテゴリー:
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「少人数でキャンピングカーを使いたい」「コンパクトなキャンピングカーを探している」といった方は多いのではないでしょうか?
コンパクトなキャンピングカーをお探しなら、就寝人数2~5人のキャンピングカーがおすすめです。大人数用のキャンピングカーに比べてコンパクトな分、運転しやすく維持費も安いといったメリットがあります。
今回の記事では、「2人用 キャンピングカー」をテーマに解説します。2人用キャンピングカーのメリットやおすすめの車種などを解説します。
コンパクトなキャンピングカーを探している方は、ぜひ参考にしてください。
2人用のキャンピングカーとは?
はじめに、2人用のキャンピングカーの特徴や主な設備について解説します。
大人数のキャンピングカーとの違いについても解説するので、参考にしてください。
2人用のキャンピングカーの特徴
2人用のキャンピングカーとは、就寝時の人数が2人のキャンピングカーを指します。キャンピングカーのサイズはベースとなっている車で変わってきます。2人用ならば、以下のような車種があります。
- バンコン:ボックス車・ミニバン、ワゴンをベースに架装したモデル。快適な就寝に特化した仕様のキャンピングカーもある。北米制はクラスBと呼ばれる。
- 軽キャンパー:軽自動車をベースに架装したモデル。搭載できる装備は少なめだが、価格や維持費が安いのがメリット
- 軽トラキャン:軽トラックに架装したトラキャンの一種。軽キャンパー同様価格や維持費が安いのがメリット
なお、就寝できる人数こそ少ないですが、乗車人数は6~8人までの車種もあります。
2人用のキャンピングカーのメリット
キャンピングカーは車で快適に寝泊まりができ、生活に必要な設備が揃っているというメリットがある一方で、「値段が高い」「維持費がかかる」「車両が大きくて運転が大変」といったデメリットがあります。
2人用キャンピングカーのメリットには、以下のような点が挙げられます。
- 購入費用が安い
- 維持費が抑えられる
- 普段使いが可能
2人用のキャンピングカーはコンパクトで装備が厳選されている分、購入費用や維持費が安いことが最大のメリットです。
特に、軽キャンパーや軽トラキャンはベースとなる車種が一般車両より安い分、架装しても一般車を架装したキャンピングカーより価格を抑えられます。
また、2人用のキャンピングカーは普段使いできるのもメリットです。商業施設の駐車場でも問題なく停められるので、買い物や送迎に使っても不便を感じることはありません。キャンピングカーと普段使いの自動車の両方を所持する余裕がない場合も、2人用のキャンピングカーはおすすめです。
このほか、2人用キャンピングカーでも車種を選べば6~8人は乗せられるので、車中泊をしなければオートキャンプも楽しめます。
2人用キャンピングカーのおすすめ車種3選
ここでは、2人用キャンピングカーのおすすめ車種を3つ紹介します。
キャンピングカーを探している方は参考にしてください。
FOCS FIKA
FOCS FIKAは、トヨタハイエース ロング・ワイド・ミドルルーフ ワゴンGLをベースにしたキャンピングカーです。
全長×全幅×全高は484×188×210(cm)、乗車時は8人、就寝時は3人が定員となっています。2人ならばゆったりと体を伸ばして就寝できるでしょう。
FOCSは、「フジカーズジャパン」が製造・販売しているキャンピングカーシリーズで、どのモデルも「国内自社工場一貫生産」であることを強みとしています。各シリーズともに高い断熱性を有しているのが特徴で、1年を通して快適な車中泊が楽しめることでしょう。
FOCS FIKAは開放感があって採光性が高いレイアウトも特徴です。キャンピングカーにありがちな「装備は充実しているが車内の動線が悪く、採光性が低くて暗い」といったこともありません。また、自分で必要な装備をチョイスできるので、予算に応じて装備を選べます。
ホワイトハウス COM PASS
ホワイトハウス COM PASSは、全長484cm、車高209cmのコンパクトなキャンピングカーです。乗車定員は6名、3段ベッドを利用して最大5名まで就寝できます。
ホワイトハウス COM PASSの特徴はポップアップルーフです。通気性に優れた生地とテント生地を採用しており、採光性にも優れています。ポップアップルーフを立ち上げれば、背の高い方でも余裕を持って車内を移動できます。
ポップアップルーフを畳めば通常のバンとして使用でき、立体駐車場にも問題なく駐車可能です。荷室スペースも容量が大きいので、買い出しなどに活用できるでしょう。
スピナ
スピナは、全長×全幅×全高 334×146×198(cm)とバンコンよりもさらにコンパクトな軽キャンです。乗車定員は4名、就寝定員は3名ですが2人用キャンピングカーの選ぶポイント
、子どもならばもう1人くらいは追加できます。
後部座席を展開すれば大人2人がゆったりと寝られる空間ができ、ポップアップルーフを立ち上げれば、開放感と採光性も高まります。片側のシートだけを倒すフルフラットアレンジも可能なので、ソロキャンプにもおすすめです。
リトリート・ミニチキ
リトリート・ミニチキは、ハイゼットトラックをベース車としたキャンピングカーです。
全長×全幅×全高は341×148×172(cm)で、軽キャンと同じくらいのサイズです。乗車人数、就寝人数ともに定員は2名ですが、夫婦2人で利用するならば問題ありません。
ポップアップルーフを利用すれば、開放感や採光性もバッチリです。レトロで可愛いデザインが女性キャンパーにも人気です。
2人用キャンピングカーの選ぶポイント
ここでは、2人用キャンピングカーの選ぶポイントを紹介します。キャンピングカー選びに悩んだときは参考にしてください。
必要な設備で選ぶ
2人用キャンピングカーでも、ソファー(ベッド)・キッチン・冷蔵庫・エアコンといった車内で生活するだけの必要な設備は搭載できます。ただし、軽キャンパーなどの小型車モデルは、車中泊に特化したキャンピングカーもあり、キッチンや冷蔵庫といった生活に必要な設備がついていない場合もあるでしょう。
車内で調理をしたり食品を保存したりしないといった場合は、車中泊に特化したキャンピングカーでも問題ありません。維持費やお手入れの手間を抑えられるメリットもあります。しかし、長く旅行したい場合などは、キッチンや冷蔵庫があったほうが便利です。
8ナンバー登録かどうかで選ぶ
キャンピングカーは条件を満たせば8ナンバーで登録ができます。8ナンバーに登録すれば、バンコンは自動車税が安くなるというメリットがあります。一方、軽キャンパーの場合は軽自動車登録から外れる車両もあり、その場合は普通車扱いとなるため、自動車税が高くなるので注意しましょう。
ただし、軽キャンパーで8ナンバー登録の場合は登録軽自動車の規格以上のシェルを架装できるメリットもあります。軽キャンパーはバンコンに比べるとどうしてもサイズがコンパクトな分、車内の快適さは劣る傾向があります。しかし、8ナンバー登録の場合はより快適な車内空間を作ることができるでしょう。
軽キャンパーで頻繁に車中泊する場合は8ナンバー登録のほうがメリットが大きい場合もあります。
まとめ:2人用のキャンピングカーは普段使いできるメリットがある
2人用のキャンピングカーは、普段使いの自動車と併用できるのが大きなメリットです。キャンピングカーが欲しいが、車を複数台持つ余裕がない場合は、2人用のコンパクトな車種をベースとしたキャンピングカーも検討してみましょう。
また、2人用でもバンコンならば6人以上が乗れます。車中泊しないオートキャンプならば、2人用のキャンピングカーでも十分です。また、車中泊に特化したキャンピングカーがほしいといった場合もおすすめです。
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