【2024年】キャンピングカー最新モデル5選!キャンピングカー専門店がご紹介
公開日:2024年1月19日- カテゴリー:
目次
各業界の不況をよそに、年々右肩上がりの数字を記録するキャンピングカー業界。2023年もまさに「成長市場」の名にふさわしい一年でした。
それを象徴するかのように、2024年の最新モデルも既に発表されています。今回の記事では、「2024年のキャンピングカー最新モデル5選」をテーマに解説します。
内外装の特徴やコンセプト、ベース車やこれまでとの変更点など、現時点でわかっているモデルについて紹介します。
また、記事後半では、2023年のキャンピングカー業界について振り返ります。現在人気の車種や傾向などを、ぜひチェックしておきましょう。
※ご紹介する価格には諸費用は含んでおりません。
【1】【2024年版】キャンピングカーの最新モデル6選!
最初に、2024年最新のキャンピングカーモデル6選を紹介します。
(1)DAIHATSU ATRAI(M'S ART)
「M'S ART(エムズアート)」の2024年最新モデルは、アトレー(ダイハツ)がベース車になった軽キャンです。
「クーラーが主人公」というコンセプトが、このモデルの大きな特徴です。
日本は毎年のように気温が上昇しており、エリアによっては春からクーラーが必要です。そういった状況に合わせて、M'S ARTの2024年最新モデルではクーラーを標準装備にしています。
クーラーはコンパクトで薄型サイズなので、軽自動車の限られたスペースでは嬉しい人も多いのではないでしょうか。
それ以外に、クーラーとベッドの広さを優先し、シンクなども省いています。
また、リチウムイオンバッテリーが標準装備なので、エンジンOFFでもクーラーは稼働でき、朝まで快適に眠れます。
最新モデルのため、販売価格は公開されていません。
(2)カムロードベース キャブコン|LIBERTY 52 Lodge(30台限定)(アネックス)
「LIBERTY 52 SERIES Lodge(リバティ52シリーズ ロッジ)」は、人気モデル52シリーズの、内外装を変えたモデルです。車両設備などの仕様は、シリーズ共通です。
2024年モデルは、「ロッジ」という名前の通り、ウッディな内装が特徴です。そのため、全体的にクラシックで温かみを感じられる車両に仕上がっています。
「ロッジ」は、30台のみの限定です。2024年春発売販売予定で、既に先行予約受付も始まっています。気になる人は、早めに問い合わせることをおすすめします。
(3)カムロードベース キャブコン|LIBERTY 50DB(アネックス)
「LIBERTY 50DB」も、上段と同じビルダー「アネックス」が製作するLIBERTYシリーズの最新モデルです。
「LIBERTY 52」よりも一回り小さく、全長5m、幅1.9mのキャブコンなので、運転しやすいことが魅力です。
「LIBERTY 50DB」は、既に2023年末に各地のキャンピングカーイベントでも披露されています。2024年も様々なイベントに出展予定なので、ぜひチェックしてみて下さい。
(4)Hobby 495UL, 540UL Excellent Edition 2024年モデル(TOZAIATEO)
牽引免許が必要なキャンピングカートレーラー(キャラバン)の輸入・販売を行う「TOZAIATEO(トーザイアテオ)」。
2024年は、メーカー「CARAVAN」の「Hobby 495UL」「540UL」のDeluxe/Excellent Editionを継続販売する予定です。
【Hobby 495UL Excellent Edition】
「495UL」の変更点は、ファブリックの色柄のみです。車両価格は、566万円(税込)からです。
【Hobby 540UL Excellent Edition】
外観の大きな変更点は、テールレンズです。左右に伸びたため、見る人にシャープな印象を与えます。
また、窓も薄くなったので、全体的に側面がすっきりとしたイメージに仕上がりました。
車両価格は、580万円(税込)からです。
(5)【ZEGNIA-ゼニア】(ナッツRV)
日本最大級のビルダー「ナッツRV」は、2024年2月2日から幕張メッセで行われるジャパンキャンピングカーショー2024で、3タイプを同時発表すると公表しています。
現時点でわかるのは、デュカト(フィアット)がベース車のバンコンタイプということだけです。 ぜひ続報を楽しみに待ちましょう。
【2】2023年のキャンピングカー振り返り!人気車種・モデルなども紹介
ここでは、2023年のキャンピングカー業界を振り返ります。業界全体の景気、人気車種やモデルなども紹介します。
(1)キャンピングカーは販売総額・保有台数ともに好調
キャンピングカーの販売総額は、毎年前年比を上回っています。2022年は前年比約120%となる約762.5億円に達し、過去最高でした。
また、国内におけるキャンピングカーの保有台数も約14万5,000台となり、過去最高を記録しています。17年前の2005年と比べると、約3倍にまで増えています。
さらに、国内生産台数も約9,000台と、こちらも過去最高です。2024年もこの勢いが衰えることはないでしょう。
(2)2023年の人気キャンピングカーはどれ?
現在の国内キャンピングカーの人気車種は、「バンコン」と「軽キャン(軽バンコン)」の2車種です。
バンコンは、ハイエース(トヨタ)やキャラバン(日産)などをベース車にして製作したキャンピングカーです。
バンコンは、走行性能が高いことと、内装を広く取れることが人気の理由です。そのため、長距離や長期間の旅行をする人や、複数人での旅行を予定している人に、特におすすめです。
軽キャン(軽バンコン)は、軽自動車をベース車にして製作したキャンピングカーです。購入費・維持費ともに抑えやすいため、最近人気が高まってきています。
国内のキャンピングカー市場の販売台数が伸びているのは、この軽キャンのブームによってライトユーザーが増えたからでもあります。
軽キャンは、ソロキャンや、近場への旅行を予定している人に、特におすすめです。
(3)FOCSのベース車は?
フジカーズジャパンでは、ビルダーとしてキャンピングカーの製作も手がけています。
オリジナルブランドの「FOCS(フォックス)」です。
現在ラインナップされているモデルのベース車は、ハイエース(トヨタ)のスーパーロングハイルーフや、標準ボディ ハイルーフ・標準ルーフ、NV200(日産)などです。
普通車としても人気が高いハイエースを中心に、様々なサイズが揃っています。
走行性能が高いベース車に、高い断熱技術と、軋みやがたつきの起こらない宮大工工法を架装することで、車内でもリラックスして過ごすことができます。
(4)2023年のキャンピングカーはタウンユースできるモデルが人気
近年は、1台で車中泊と普段使いの両方を兼ねられる「タウンユース」モデルが人気です。居住スペースをできるだけ省き、その代わりにベッドのスペースを広く取っていることが多い傾向です。
また、最近では、キャンピングカーを書斎や仕事場、災害時の自主避難場所として使う人も増えてきています。
コロナ禍によって、リモートワークが急速に広がったことも背景となっています。
タウンユースは、外から見ると普通車と変わらないので、買い物や家族の送迎などで使いやすいこともおすすめです。
まとめ:2024年モデルをチェックするならぜひキャンピングカーイベントで!
幕張メッセで2024年2月2日から行われる「ジャパンキャンピングカーショー2024」を皮切りに、全国各地で様々なキャンピングカーのイベントが開催されます。
その場で2024年の最新モデルを初披露するビルダーも多いため、少しでも関心がある人はぜひ覗いてみて下さいね。
イベントによって、ペットOK、試乗OK、飲食店ありなど、様々な楽しみ方ができます。入場料も無料~2,000円のところが多いので、気軽に出かけてみるのもよいでしょう。
また、「2024年はまずレンタルでキャンピングカーを試してみたい!」という人は、ぜひ実物に直接触れてみることをおすすめします。
関連記事
車中泊にはどんな車がいい?おすすめ車両やキャンピングカーをご紹介
国内生産・こだわりのバンコン!FOCSシリーズのキャンピングカー
- 前の記事:
- « 普通車に見えるコンパクトなキャンピングカーが人気の理由とメリット
- 次の記事:
- 普段使いできるキャンピングカーのメリットとおすすめの車種をご紹介 »