キャンピングカーおすすめ車種17選!軽・バンなどタイプ別にご紹介

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キャンピングカーおすすめ車種17選!軽・バンなどタイプ別にご紹介


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キャンピングカーおすすめ車種17選!軽・バンなどタイプ別にご紹介

キャンピングカーと一口に言っても、車体の大きさや居住スペースの広さ、内装や装備の選択、乗車可能・就寝可能人数などによって多くの種類があり、どれを選べばいいのか分からなくなってしまうかもしれません。そこで今回は、キャンピングカーのおすすめ車種をタイプごとにご紹介します。

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自分に合うのはどれ?キャンピングカーの6つの種類をご紹介


失敗しない!自分に合ったキャンピングカーの選び方

キャンピングカーには多くの種類があり、大きいタイプを選べば間違いないというわけでもありません。自分に合ったキャンピングカーを選ぶには、以下のポイントを参考にしてみてください。

誰と乗るのかを考える

キャンピングカーは大型車のイメージがあるかもしれませんが、軽自動車をベースにした小さいタイプもあります。家族と乗るのか、友達と乗るのか、ペットも一緒なのか、1人でアクティビティに繰り出すのかなど、誰と乗るのかを考えることで最適なサイズや装備の内容が見えてきます。

利用目的を明確にする

似たようなタイプのキャンピングカーでも、装備のタイプによって適した利用シーンは変わります。日帰りで海などのレジャーに行くのか、オートキャンプ場で1泊するのか、長期間の旅行に出かけるのかなど、利用目的をしっかり考えて選ぶようにしましょう。
キャンピングカーを選ぶ際の詳しい判断基準やタイプごとの楽しみ方については、以下の2つの記事にてご紹介しています。キャンピングカー選びの際には、ぜひ参考にしてください。

最高の1台に出会おう!キャンピングカーの選び方まとめ

検討中の方必見!キャンピングカーのメリットや種類ごとの楽しみ方


軽キャンピングカーキャンパーのおすすめ車種

軽自動車をベースに作られた、購入費用やランニングコストを抑えてキャンピングカーを楽しめるのが軽キャンパーです。軽キャンパーはキャンピングカーの中ではどうしてもサイズが小さくなりますが、少ない人数であれば十分に車中泊を楽しむことができ、レジャーだけでなく普段使いにも適しています。

ピッコロキャンパープラス

通常の軽自動車と見た目がほとんど変わらない、ベーシックな軽キャンパーです。ピッコロキャンパープラスは軽キャンパーの中でも機能面を抑えて低価格で購入できるように作られた入門モデルで、快適さはそれほど求めず、気軽に車中泊ができるようになればいいという方に向いています。就寝可能は2人と少ないですが、後部座席をベッドに組み替えたときのスペースは十分で、大人2人が寝転がっても狭さは感じにくいでしょう。居住スペースには展開式のシンクのついたギャレーを装備するなど、キャンピングカーのとしての使い勝手も申し分のない車種です。

テントむし

天井が上に持ち上がり、その部分を就寝スペースとして利用できる「ポップアップルーフ」がついた軽キャンパーです。コンパクトなボディにキャンピングカーとしての機能を詰め込んでおり、釣りやハイキング、本格的な登山、スキーなど、さまざまな目的に使用できます。ツートンカラーでかわいい見た目もポイントです。

ラクーン

ラクーン
軽自動車をベースにした軽キャンパーでありながら、キャビン部分をシェルから架装して大きなバンクベッドも備えたモデルです。キャブコンスタイルにすることにより軽キャンパーとは思えない余裕の内装を実現しており、荷物の収納性も高い車種です。木目調を中心とした家具も魅力で、旅の気分を盛り上げてくれます。

関連記事:
軽キャンピングカーが欲しい!失敗しないための5つのポイント
軽キャンピングカーでアウトドアを満喫!メリット・デメリットを解説


バンコンのおすすめ車種

商用バンをベースに作られたキャンピングカーが、バンコンです。車内スペースが広く作られたバンをベースにしているので、街乗りもできるサイズ感でありながら広い居住スペースを確保している点に特徴があります

GT NV350 CARAVAN

使いやすいダイネット(リビングスペース)を備えながら、導線にも考慮して動きやすさを追求したバンコンです。十分な大きさで快適に料理ができるギャレーや電子レンジ、冷蔵庫などを備えることもでき、快適な車中泊が実現できる車種です。それでいて車体後部のマルチスペースは広く、ベッドを展開して就寝スペースにしたり収納スペースにしたりと使い勝手抜群です。

リラックスワゴン

大人数で使用することを想定した、広々としたインテリアが魅力のバンコンです。
横向き向かい合わせの座席を採用することで乗車定員が8人となっており、大人数でもダイネットで広々と過ごせます。ダイネットを展開して作るベッドはフロア一面フルフラットの使いやすい仕様で、オプションで2段ベッドも選べます。

バンコンは荷物を載せられる量に限界があるのが一般的ですが、床下に収納スペースを設けることで多くの荷物を載せられる点も特徴です。

FOCS FIKA

フジカーズジャパンが提供するキャンピングカー「FOCS」シリーズの、少人数でも大人数でも楽しめるバンコンです。FOCSシリーズは、部品の一つひとつを職人が丁寧に組み上げ、全て日本で製造することにこだわったキャンピングカーシリーズ。寒暖差の激しい北海道で1年中快適に使えるよう、隅々まで丁寧に設計されている点が特徴です
FOCS FIKAは特にシンプルに作られたキャンピングカーで、自分好みにアレンジしやすいキャンピングカーです。車両本体価格がリーズナブルなので、オプションによってオリジナリティある1台にアレンジしやすい事も魅力です。

FOCS VERTICE

同じくFOCSシリーズから、トヨタ・ハイエースのスーパーロングを採用した大きなバンコンです。走行時には7人~8人が乗車でき、夜はフルフラットのベッドを2つ展開して4人まで眠れます

キッチンを省き水回りは水道のみとしているため、車内で火を使った料理を行わない場合は大きな選択肢となるでしょう。収納スペースも多く取られており、カトラリーなどの小さいものも効率良く収納できる車種です。

関連記事:
キャンピングカー初心者におすすめ!バンコンのメリット・デメリット


キャブコンのおすすめ車種

キャブコンのおすすめ車種

トラックや大型のバンをベースに、運転席部分を残し、車体後部を大きく改造したものがキャブコンです。外装からキャンピングカー仕様に設計しているため居住スペースが広く、車種にもよりますが、立って移動できる、常設ベッドを備える、2口のコンロが使える、シャワールームを作れるなど、まるで「移動する家」のような使い勝手となっています。

コルドバンクス

広いスペースに快適な睡眠ができるベッドなどを備えたキャブコンです。多くのキャブコンに見られる、運転席上部にせり出した「バンクべッド」を備えており、就寝スペースとして使用できます。他にも2段ベッドや対面式ダイネットを倒して展開するベッドを備え、大人数での車中泊を楽しめます。防水のマルチルームや豊富な収納スペース、冬の車中泊には欠かせないFFヒーターなど、キャンピングカーとしての機能をたくさん搭載できる車種です。

エース565シリーズ

スペインのキャンピングカービルダーが提供しているキャブコンです。日本ではフジカーズジャパンが正規代理店として輸入しています。温水ボイラーやシャワー、トイレ、冷蔵庫、バーナーコンロ、FFヒーターなどを備え、快適な車中泊が楽しめる車種です。電動プルダウンベッドを備えている点も大きな特徴です。輸入車ですが、日本仕様に作られた左エントランスのモデルを購入できます。また、温水ボイラーとFFヒーターは燃料式を採用しているので、プロパンガスを使う必要がなく安全です。

K580

K580
ハイエースをベースにした、走行性能や耐久性にこだわったキャブコンです。キャブコンは車高が高くなることから、居住性が高い代わりに走行性能がトレードオフになると言われることが多いですが、K580はロングホイールベース・ワイドトレッド仕様のシャシーにより安定感が増しています。また、フレーム作りの際にも独自の技術で補強を施しており、ボディの剛性が高まり、足回りの強化をしなくても安定感のある走りを実現しています。

乗車可能人数は6人で、就寝時には大人3人、子ども1人が広々と眠れます。ペット専用のケージも備え付けられているので、ペットと一緒にキャンピングカー旅を楽しみたい方にもおすすめの車種です。

アレン

ライトエースをベースにした、コンパクトで使いやすいキャブコンです。通常はバンコンとして架装しても小型の部類になるライトエースをキャブコン仕様にしており、コンパクトで取り回しのしやすいボディに仕上がっています。

一方で、キャブコンらしく天井は高めに作られているため、車内の移動がしやすい他、常設2段ベッドを備えるなど機能性にも優れています
バンクベッドはその他のキャブコンと比べると小さめですが、子ども3人が眠れる広さです。

関連記事:
長期間のアウトドアに最適!キャブコンの概要とメリット・デメリット


バスコンのおすすめ車種

マイクロバスなどの大型車をベースに作られたのが、バスコンです。居住スペースは特に広く、クイーンサイズやキングサイズのベッドを常設するなど、まるで高級ホテルのような内装を実現できます。

コースター ビークル ラゲージ スーパーグランデ

乗車定員10人、就寝定員6人+1と圧倒的広さが魅力のバスコンです。圧迫感のない広々とした空間で、ホテルに泊まっているかのような快適な車中泊が楽しめます。収納スペースも広く、バックドアを開ければ荷物の積み込み・積み下ろしも楽々。サイドオーニングを展開すれば、さまざまなキャンプスタイルを楽しめます。

デュカト デスレフ エヴァン I560D スポーツ

ポップアップルーフを備えることで居住スペースの自由度を増したバスコンです。ポップアップルーフやプルダウンベッドを採用することで、就寝定員6人を確保しつつ余裕のあるダイネット、シャワールーム、ダイニングスペースを実現しています。FFヒーターなど、キャンプ時に嬉しい装備も充実しています。

Kヨットテクノライン89

Kヨットテクノライン89
イタリア発のキャンピングカービルダー、Mobilvettaが手掛けるフルコンです。日本ではフジカーズジャパンが正規代理店として輸入しています。白や明るい色をベースにした広々としたリビングはもちろん、フルコンならではの広い車内スペースを活用し、運転席と助手席が回転して対面ダイネットになる仕様、別々に作られたトイレルームとシャワールームなどを実現しています。フロア2層構造により、リアバゲッジスペースを含め多くの収納スペースを利用できる点も特徴です。
Kヨットテクノライン89について詳しくはこちら

ランドホームコースター

ランドホームコースター
バスコンの最高峰との呼び声も高い、徹底的なこだわりで作られたバスコンです。内装には木目調ではなく実際の木材がふんだんに使われており、絶妙に配置された間接照明などにより落ち着いた空間に仕上がっています。
他にも、オリジナルのボディが持つ剛性や走行性能を失わないボディ設計や3つも積み込んだサブバッテリーなど、バスコンならではのリッチな仕様が豊富な車種です。

関連記事:
マイクロバスベースのキャンピングカー【バスコン】特徴を解説


キャンピングトレーラーのおすすめ車種

キャンピングトレーラーのおすすめ車種

ヘッド車を必要とするトレーラータイプのキャンピングカーを、キャンピングトレーラーと言います。生活に必要な機能を詰め込むことのできる大型のタイプから、比較的取り回しのしやすいコンパクトなタイプまでさまざまな車種があります。キャンピングトレーラーは、走行中には乗れないため移動中は全員ヘッド車に乗ることになります。
トレーラーならではの使い方として、ヘッド車と切り離して普段は車庫に置いておく、レジャー時にはキャンプ場に置いてヘッド車だけで観光に繰り出すといったことが可能です。

エースワン330DL

比較的コンパクトな、エントリー向けのキャンピングトレーラーです。ベッドに変形可能なダイネットや2段ベッドを備え、4人まで就寝できます。その他にも複数の収納スペースやシャワーヘッドつきの洗面台、キッチン、冷蔵庫、サブバッテリーなどを備えています。FFヒーターやトイレなど、長期間の旅行や冬のレジャーに欲しい装備はオプションでつけることが可能。車両総重量が750kgのため、牽引免許は不要です
エースワン330DLについて詳しくはこちら

アディバ553PH

円形に広がって寛ぎやすいダイネットや、常設のダブルベッド、床暖房などを備えた、大型のキャンピングトレーラーです。ルームエアコンやFFヒーター、カセット式トイレなどを備え、快適な使い心地を実現している車種です。グリルつきのガスコンロを備えているため、料理も存分に楽しめます。車両総重量は750kgを超えているため、運転には牽引免許が必要です。

関連記事:
キャンピングカーと比較!大型キャンピングトレーラーの魅力と注意点


キャンピングカーライフを快適に!おすすめオプション

キャンピングカーを購入するときには、各オプションを追加することで機能性を増すことができます。以下にて、キャンピングカーの代表的なオプションをご紹介します。

FFヒーター

寒い時期にキャンピングカーで出かける予定の方に特におすすめなのが、FFヒーターです。FFヒーターは排気口をキャンピングカーの外に回すことでエンジンを停止したまま稼働できるようにしたヒーターで、石油ストーブを持ち込んだときのように一酸化炭素中毒を心配する必要がほとんどなく、車内を暖かくできます

なお、積雪が多く外の排気口が雪でふさがれた場合には一酸化炭素中毒の危険性があります。雪の強い日は特に注意し、念のため一酸化炭素チェッカーを持って行きましょう。

サブバッテリー

車に元から搭載されているメインバッテリーとは別に、車内に新たに搭載して電源を確保するための装備をサブバッテリーと言います。メインバッテリーを使用するにはエンジンをかけっ放しにする必要がありますが、運転中にサブバッテリーを充電しておけばエンジンを切ってからも電化製品を使用することが可能です。
なお、サブバッテリーの電圧は12Vであり、100Vの電圧で稼働するエアコンや電子レンジなどにそのまま使えないため、電圧を12Vから100Vに変更するインバーターを同時に使用します。キャンピングカーが大きければ、2つ、3つと積み込むことも可能で、近年はよりバッテリー効率の高いリチウムイオンバッテリーを搭載するケースも増えてきています

冷蔵庫

夏場のアウトドアや長期間の旅行を計画したい場合は、小型の冷蔵庫を積み込んでおくと便利です。飲み物や食べ物を長時間保存することができ、ビールを冷やしておくなどの楽しみ方もできます。キャンピングカーに積み込める冷蔵庫は、家庭用にも多く採用されている気化圧縮型か、静音性に優れる気化吸収型から選択できます

エアコン

夏のアウトドアで主にキャンピングカーを利用する場合は、車に搭載されているエアコンにあわせ、家庭用エアコンをオプションで付けるのがおすすめです。オプションで搭載するエアコンはサブバッテリーから給電するため、エンジン停止中でも使用できます。
なお、エアコンは多くの電力を必要とするため、電源設備についても考慮する必要があります。基本的には家庭用エアコンを搭載しますが、近年はキャンピングカーに特化した小型のタイプも登場しています

スタビライザー、コイルスプリング

主にキャブコンで利用できるオプションに、スタビライザーやコイルスプリングがあります。これらはキャンピングカーの足回りを強化し、走行性能を高めるための装備です。

キャブコンはトラックベースかつ、重量と高さのある専用シェルを架装しているため重心が高く、ブレーキやカーブ時に車体が揺れやすい傾向にあり、乗り心地は他のタイプより落ちます。
地面からの衝撃を吸収できるスタビライザーやコイルスプリングを装備すれば、揺れが軽減され、ある程度の加速も可能になります。

ソーラーパネル

必須とはいえませんが、あると便利なオプションがソーラーパネルです。
キャンピングカーでは停車中の電源をサブバッテリーからまかなうものの、容量には限界があるため、サブバッテリーの容量・充電具合、家電の使用内容によっては心許ないこともあります。
天候に左右される面はあるものの、ソーラーパネルがあればサブバッテリー充電の足しにできるため、家電を安心して使えるようになります。

キャンピングカーの装備については、以下の記事もあわせてご覧ください。

快適な空間を作ろう!キャンピングカーにおすすめの8つの設備


まずはレンタルで乗り心地を試してみるのもおすすめ!

さまざまなタイプのキャンピングカーをご紹介しましたが、購入してから「やっぱり違った」と後悔したくない場合はレンタルで気になる車種を試してみるのもおすすめです

レンタルであれば、リーズナブルな価格でキャンピングカーの良さを体験できます。また、自分にとって必要ない装備なども分かるので、キャンピングカーを購入する際の参考になるはずです。

キャンピングカーのレンタルについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

まずは乗り心地を体感!購入前にキャンピングカーをレンタルしよう


納得のいくキャンピングカーを選ぼう

ここまでご紹介してきた以外にも、キャンピングカーには多くの種類があります。キャンピングカーを使って自身がどのようなレジャーを楽しみたいか、何人で乗る予定なのか、必要な装備や不要な装備はどれかをよく吟味し、納得のいくキャンピングカーを選ぶことが大切です。失敗せずに選ぶためには、実際にキャンピングカー販売店に足を運んでみたり、多くのキャンピングカービルダーが出展するキャンピングカーショーに行ってみたりするのがおすすめです

関連記事:
隅々まで楽しい!初心者こそキャンピングカーショーに行こう

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