仕事をもっと自由に!キャンピングカーをオフィスとして使う
公開日:2022年4月8日- カテゴリー:
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キャンプで車中泊をする際に活躍するキャンピングカーですが、近年はオフィスカーとして利用するケースが増えてきています。
今回は、キャンピングカーをオフィスカーとして利用することでどのようなメリットが得られるのかについて、いくつかのケースに分けてご紹介します。
キャンピングカーをオフィスとして使う
アウトドアやレジャーで使用されるキャンピングカーですが、テーブルやソファ、電源設備があることを活かし、オフィスカーとして使用するケースが増えてきています。
近年はリモートワークが急速に普及したこともあり、オフィスカーの需要が高まっていると言えます。
キャンピングカーをオフィスとして使用することで、場所にとらわれない自由な働き方ができるようになるでしょう。
このことは、SDGsのゴールの1つである「8. 包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する」の達成につながる可能性があります。
このゴールではすべての人が生産的で働きがいのある仕事に従事できることを目指しており、キャンピングカーを導入することで生産性や働きがいに寄与できる可能性があるのです。
ここからは、3つのケースを想定し、キャンピングカーをオフィスにすることでどのようなメリットがあるかをご紹介します。
キャンピングカーをオフィスに:少人数オフィスの場合
キャンピングカーを導入するのに向いているケースの1つが、少人数オフィスの場合です。
少人数の企業はもちろん、少人数のチームで1つのオフィスとして動いている場合も当てはまります。
少人数オフィスにおすすめなのは、商用バンの中身をキャンピング仕様に架装した「バンコン」と呼ばれるタイプです。バンコンとは、商用バンの中身だけをキャンピング仕様に架装したキャンピングカーを指します。
バンをベースにしているため商用車として使いやすく、車体も大きすぎないため街中でも運転しやすい仕様です。それでいて、テーブルやソファなどの家具はしっかり充実しており、オフィスとしての利用に申し分ありません。
フジカーズジャパンでも、使い勝手や断熱性能などにこだわったバンコンシリーズ「FOCS」を取り扱っています。用途にあわせたさまざまなモデルがあり、オフィス用途としてもおすすめです。
基本はリモート、出社はキャンピングカー
少人数オフィスの場合は、特定のオフィスを持たず、基本は自宅を使ったリモートワークで業務を行っていることも多いでしょう。
リモートワークは出勤時間がない、自身の集中しやすい環境を作れるなどの利点がある一方で、メンバー同士のコミュニケーションが難しいという側面もあります。
キャンピングカーをオフィス代わりにすることで、オフィスを持つコストを考えずにメンバーが集まって仕事をする環境を作ることが可能になります。
基本はリモートワークで業務を行いつつ、何かのきっかけで集まりたいときはキャンピングカーで仕事をするといった使い方が可能です。
気分を変えたいときは景色の良いところへ
キャンピングカーをオフィスとして利用するメリットの1つが、仕事する場所を選ばないという点にあります。騒がしい街中で仕事をするのに息が詰まる場合は、景色の良いところへ行き、リラックスしながら仕事をするといったことが可能です。
社内イベントにもぴったり
少人数オフィスであれば、社内イベントを開催する際にもキャンピングカーがあると便利です。人数によっては移動が1台で済む場合もあり、そうでなくてもバーベキューなどのイベントで調理場にしたり休憩スペースにしたりといった使い方ができます。
キャンピングカーをオフィスに:営業車として使う場合
ある程度の人数がいる企業でも、キャンピングカーを営業車として使うことができます。
営業車におすすめなのは、前のケースと同じくバンコンです。バンコンはある程度充実した装備がありつつ大きすぎないサイズ感のため、街中で使うのに向いています。
先方を車内に招いて打ち合わせ
営業車というと先方のオフィスへ出向いて中へお邪魔するということが一般的ですが、キャンピングカーを営業車として使えば先方を車内へ招いて打ち合わせをするといった使い方が可能です。小さい家のようなキャンピングカーの中での打ち合わせは、珍しさもあり好感を持たれることもあるかもしれません。またインパクトも強いので記憶に残る商談が可能です。
また、最低限の人数を車内に招いての打ち合わせとなるため、感染症対策にもなります。
出先から社内の打ち合わせに参加
キャンピングカーをオフィスとして使用すると、場所の制限からある程度開放されます。
用事で外出していても、キャンピングカーの車内から社内の打ち合わせに参加するなど、場所にとらわれない柔軟な仕事の仕方が可能になります。例えば、先方との打ち合わせの後にすぐ社内へ持ち帰って検討したい場合など、素早い情報共有が可能です。
休憩にも最適
キャンピングカーは快適に車中泊ができるように設計されているため、仕事中の休憩にもぴったりです。昼食を買ってきて車内でくつろげる他、簡単な操作でベッドを展開すれば仮眠もできます。
少人数ならそのままオフィスに
普段はオフィスで仕事をするような環境でも、メンバーが少なければそのままオフィスとして使えます。
普段とは違う環境で仕事をするだけでも生産性の向上につながることがあり、キャンピングカーをスモールオフィスとして使うことでさまざまな活用方法につながります。
キャンピングカーをオフィスに:ノマドワーカーの場合
特定のオフィスを持たず、1人でどこででも仕事できるノマドワーカーにもキャンピングカーはおすすめです。キャンピングカーをオフィスとして使用すれば活動範囲が大きく広がります。
ノマドワーカーにおすすめなのは、1人で使用する分には十分な装備が整っている軽キャンパーです。車体サイズは小さいですが、限られたスペースを活用するために工夫が施されたモデルが多く、1人~2人で使用するには十分な機能性があります。
また、豪華な装備や内装で優雅に仕事をしたい場合や、週末には家族と一緒にアウトドアに出かけたいという場合は大型のキャブコンもおすすめです。
自宅駐車場で離れのスモールオフィスに
自宅で仕事をすることが多いノマドワーカーの場合は、自宅駐車場にキャンピングカーを置くことでスモールオフィスとして利用できます。
生活空間である自宅ではいまいち集中できないときでも、キャンピングカー内では仕事が捗ることでしょう。
気分を変えたいときは移動
ノマドワーカーの利点である「どこでも仕事ができる」ことを最大化できるのもキャンピングカーの魅力です。
キャンピングカーがあればいろいろなところへ出向きつつ、いつもと変わらないオフィスで仕事ができます。
オートキャンプ場でワーケーション
近年注目を集めるようになってきたワーケーションにおいても、キャンピングカーの利用が便利です。例えば、週末は早い時間からオートキャンプ場へ入り、車内で仕事。終わったら、すぐにでもキャンプをスタートできます。
休日は思いっきりアウトドアを楽しむ
ノマドワーカーであれば、キャンピングカーを仕事で使うのも、遊びで使うのも自由です。
平日は仕事で使いつつ、休日は思いっきりアウトドアを楽しむというハイブリッドな使い方ができます。
働き方の選択肢を増やすキャンピングカー
ここまでご紹介してきたように、キャンピングカーをオフィスとして導入することで、場所や移動の制限から開放されるということが分かります。場所を選ばずに仕事できる環境を作ることで、さまざまな働き方が実現できるでしょう。
働き方の選択肢を増やすためにも、キャンピングカーをオフィスカーとして導入することをぜひ検討してみてください。
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